座間市の外壁塗装中の現場です。モルタル外壁は施工直後には何ともなくとも、乾燥し収縮することによってクラックが発生してしまいます。そもそも砂と練り合わせて作られている外壁ですのでクラックの発生はもちろん、勝手に戻ることも無ければ完全になくすという事は不可能です。定期的に補修することが必要ですが、クラックにも2種類、問題のないものとあるものが存在します。問題のある物に関しては根本から補修をしていかないと建物自体に悪影響が出てしまいます。
危険なのはズバリ幅の広い構造クラックです。例え長くても大きな溝になっていなければ簡易補修で充分です。構造クラックは建物内部に雨水を侵入させ腐食させる恐れもあります。ではどのように補修をしていくか。まずは塗装にも大事な高圧洗浄です。大きなクラックがある場合は洗浄前に補修をする必要もありますのでここは臨機応変に!
クラック部分にカッターで切り込みを入れていきます。左右からV字になるように切り込んでいくのでVカットと呼ばれています。なぜV字にかというと構造クラックは奥のほうにまで大きな溝を作っている恐れがありますのでコーキングも同じように奥にまで充填する為です。
切り込みをいれた状態です。クラックの最深部にまで達すれば大丈夫ですので浅い所で止める可能性もあります。ここにコーキングを充填していきます。
均した状態を確認するとしっかり奥まで馴染んでいるのが確認できます。吹き付け外壁の場合、狭範囲であれば目立ちませんが広範囲になればなるほど壁の仕上がりも違ってきてしまいます。気になる方は吹付塗装を致しますのでご相談ください。
ここで補修したとしてもモルタルではやはりクラックが発生してしまいますので下塗りにはクラック等細かな凹凸を埋めるフィラーを使用しました。次回は仕上げ塗装に入っていきますので塗り替えに注目です!
記事内に記載されている金額は2023年12月19日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。