横浜市旭区で、屋根の塗装工事が着工中です。
お問い合わせのきっかけは、訪問業者にこのままだと屋根が落ちてしまうから
直ぐに葺替えないと駄目だ!と言われて法外な見積を出され
心配になってご連絡頂きました。
調査の結果は、屋根に雨漏りなどの形跡も無く、
屋根が落ちるような問題は全くありませんでした。
この様な訪問業者に屋根に登らせるのは、注意が必要です。
スレート屋根の表面にはコケがビッシリ生えていました。
ですが、反りや割れなどもなく、年数を考えても状態は良いですね。
高圧洗浄で綺麗に洗い落として塗装工事を行います。
棟板金などの金属部分に錆止めを塗ります。
錆びが出ている場合はケレン掛けをして、平らにしてから錆止めの塗装をします。
スレートの重なり部分に『タスペーサー』と言う縁切り材を入れていきます。
タスペーサーを入れて隙間を開けるのが目的です。
普通に塗装をすると、スレートの重なり部分が塗膜で覆われてしまいます。
そうすると、屋根材の裏側に回った雨水の抜け道が無くなり、
溜まった雨水が釘穴や防水紙の切れ目から雨漏りする原因になります。
塗装の後に、切れ目を入れる事も有りますが、
塗装面を傷めてしまうこともあるので、タスペーサーの施工を推奨しています。
次回は屋根の仕上がりをアップ致します。
ご質問やご不明な点など御座いましたら
フリーダイヤル0120-948-349までお気軽にお問い合わせ下さい。
記事内に記載されている金額は2023年12月19日時点での費用となります。
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