長年、外壁塗装をしているとさまざまな場面やリクエストに遭遇します。まあ、それほど珍しいものでもないのですが、たまに「塗り替え作業を夜間にやってほしい」というご要望もあるのです。公共施設では交通量の多い道路や人通りが多いペデストリアンデッキ、大企業が所有する商業ビルなどでは頻繁というか定期的にやっています。夜間、高速道路などで作業している人達を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
夜に塗り替えをするとなると、「眠そうで大変だなあ」と思う方も多いでしょうが、数日間もすれば慣れます。それよりも何よりも問題なのは夜間の塗装は季節によってかなり状況が厳しくなるということです。秋も深くなると夜露が降りるようになります。まあ、塗布面に養生シートを被せておいて濡れないようにすれば、問題ないのですが、ちょっと手間が増えることになります。外壁塗装などはこのような手間をかけることが重要な仕事だったりするので、普通だったらこの程度の手間なら惜しみません。むしろ、この手間をかけたことよって仕上がりが美しくなることが喜びだっりたします。夜間の工事の場合、突貫ということも多いのでスピードが要求されるのです。必然的に仕事が押してしまうことになります。
商業ビルなどでは年末商戦に向けた大規模階層がちょうど夜露が降りる時期にはじまったりします。また、4月からの新年度に向けてリニューアルといったケースも多く、3月中の夜の工事などは霜にも見舞われたりします。大規模な商業施設は外の通路などの上に屋根があり、それに助けられることも多いのですが、日中の工事より苦労が多いのは事実です。夜間、日中は通行量の多い橋梁などの塗り替えが行われているのを目撃し、竣工後に綺麗になったその道を通ったりすると「がんばったんだなあ」と見知らぬ人達にも共感を覚えてしまいます。
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