千代田区にて屋根塗装のお見積り依頼を頂きました。台風が過ぎ気候も落ち着いたころに施工をしたいとご希望がありますのでまずは状態とどのくらいの費用になるかを見ていきましょう!
前回塗装を行ってからかなりの年月が過ぎているようで、塗膜は剥がれ苔の発生が多々見られました。モニエル瓦はセメント瓦の1種でもありますが、違いは表面にスラリー層という層が存在することです。スラリー層が劣化することによって苔の付着が多くなり、それだけで汚く美観を損ねてしまいます。
ちなみにセメント瓦とモニエル瓦の違いは瓦の小口です。表面が平らな瓦はセメント瓦、凸凹しているのがモニエル瓦です。裏を見てみると表記がされているのでわかるかと思いますが、区別を知る事で施工の方法は大きく変わってきます。間違えて同じ施工をしてしまうと剥がれや膨れの原因にもなってしまいますのでご注意ください。
ぐるりと調査させて頂きましたが塗膜だけでなく、塗膜が無いことで瓦自体が水分を含みボロボロに劣化してしまっています。漆喰の剥がれ、ケラバ瓦の釘抜け等補修箇所も多く、塗装工事ではなく屋根材の取替工事が必要となってくる状態でした。 今回塗装希望でお問い合わせを頂いたのですが、実際見てみるとカバー工事や葺き替え工事をしなければいけないといった、ご希望とは違ったご提案になることもあります。その際には状況と今後の方向性をしっかり説明させて頂きますので、今現在塗装やカバー工事等でお悩みの方、いらっしゃいましたらお気軽にご相談ください!
記事内に記載されている金額は2021年05月28日時点での費用となります。
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