とても大事なお客様のお住まい、お客様からしたら屋根塗装・外壁塗装で自分の予想もしなかったことが起こると大変不安になりますよね。現場でお客様からよく尋ねられるのが「すごく艶があるように見えるけど、ホントに落ち着いた色になるの?」というものです。たしかに塗り立てはピカピカしていますが、乾燥(完全乾燥)してしまうと艶も落ち着きます。外壁塗装ではこの色の違いを乾燥前は「ぬれ色」と呼び、乾燥後は「乾き色」と呼び、区別しています。
非常に素朴な素朴な疑問なのですが、絵の具でも塗料でもこれら「ぬれ色」と「乾き色」があるのは何故なのでしょうか。雨に濡れたものの色が濃く見えるのと一緒なのでしょうか。
●溶剤が蒸発すると樹脂の色も屈折率も変化するから 塗料の成分には溶剤が含まれており、これが乾燥することによって塗膜を形成します。塗られたばかりは溶剤の分だけ厚みがあり、その色(ほぼ透明)もありますから、色が違うというわけです。乾くと溶剤が乾燥したことによって、その影響を受けなくなります。乾燥前と乾燥後では反射率も屈折率も変化しますので、色が違って見えるというわけです。溶剤には油、水、シンナー、アルコールなどが用いられています。また、雨に濡れたものの色が違って見えるのも反射率や屈折率が影響しています。
記事内に記載されている金額は2021年06月07日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。