屋根塗装や外壁塗装で現場のスタッフ泣かせなのが、塗料の吸い込みです。砂地に水を撒くがごとく、建材に塗料が染み込んでいってしまうのです。最近は下塗りに使うフィラー、シーラーやプライマーが進化したので、このような現象は少なくなりましたが、それでもたまに起こります。
吸い込みが激しいと何回も重ね塗りしなくてはなりませんから、必要な塗料もそれだけ増えます。時間もかかります。また、塗膜を形成する樹脂が染み込んでいきますので、表面に顔料だけが残る状態となり、色むらが発生します。塗膜が必要な厚みに達していないと寿命にも影響します。
このような塗料の吸い込みが置きやすい部分は木部、コンクリートの部分、屋根のスレート(コロニアル・カラーベスト)になります。水が染み込みやすい部分はやはり塗料も染み込みやすいのです。塗料の吸い込みが予め予想される部位については事前にお客様に説明しておりますので、ご安心ください。もちろん、そのような場所には吸い込みを止めるタイプのフィラーやシーラーを使います。 塗料の染み込みは下地の劣化とも密接な関係があり、劣化が激しいほど吸い込みも激しくなります。それだけ塗料の必要量も増えますから、費用もかかってしまいます。やはり、お住まいは早めにメンテナンスした方がお得なのです。
記事内に記載されている金額は2021年06月05日時点での費用となります。
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