外壁塗装工事だけに限らず、外装リフォームには様々な専門用語が出てきます。一般の方には分かりづらいものも多いのがネックです。外壁塗装に関したサイトでは「活膜」や「死膜」といった言葉が出てくるのですが、これはどのような状態を指すのでしょうか。
●旧塗膜は字面から類推できるけど… 幸いにも私たちは漢字という表意文字を使用しているので、ある程度のことは類推することができます。例えば「旧塗膜」は『旧』と『塗膜』なので、ふるい塗膜のことなんだなと解釈することができます。「活膜」は活きている塗膜で、「死膜」は死んだ塗膜のことなんだろうなと予測することはできますが、具体的にどのような状態なのかはよく分からないですよね。まあ、死んだ塗膜は剥がれたりして、ボロボロになっていることだと予測できますが。
●活きている塗膜とは健全な状態の塗膜のこと 「活膜」は充分な密着を保っている塗膜のことを指します。逆の場合は「死膜」です。通常の塗り替えでは活膜は残し、死膜を除去してから行います。死膜を除去する工程が下地処理で、ケレンや高圧洗浄が含まれます。 外壁塗装や屋根塗装の寿命は下地処理によって決まります。ボロボロの死膜の上に塗った場合としっかりとしている活膜の上に塗った場合、どちらが長持ちするかは明らかですよね。外壁塗装や屋根塗装を行う際に本当に拘ってほしいのは塗料ではなく、活膜は残し、死膜を除去する下地処理なのです。お住まいの塗り替えをご検討している方はどんな下地処理をするかを担当の方にしっかりと聞いておきましょう(画像はイメージです)。
記事内に記載されている金額は2021年06月09日時点での費用となります。
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