先日に引き続き、大田区の外装リフォームの様子をお伝えいたします。 点検にて外壁には色褪せやチョーキング(白亜化)が見られ、また屋根に関しても塗膜の劣化から屋根塗装をご提案いたしました。本日ご紹介いたしますのはその中の屋根塗装の様子となります。
塗装を行う前に高圧洗浄を行い、汚れや苔を洗い流します(左写真)。約15Mpaの高圧ですので、施工スタッフは雨具を着用して行います。高圧洗浄をせずに塗装をすると、汚れなどの異物の上に塗料が付着するので、下地に密着せず塗装後、短期間で剥がれてしまったりひび割れを起こしてしまいます。 高圧洗浄後、スレートのひび割れや欠けた部分を補修します(右写真)。この状態では補修跡が若干目立っていますが、この後塗装をすれば殆ど目立たなくなりますので問題ありません。
屋根塗装で気を付かなければならないのは屋根の縁切りです。縁切りとはスレートの重なり部に適度な隙間を作る作業です。これをせずに塗装をすると、隙間が塗料で閉塞し、内部に水分が篭ってしまいます。また、毛細管現象によって雨水を引き込み、雨漏りしてしまう場合もありますので、縁切りをすることははとても重要です。外壁塗装センターでは縁切りにタスペーサーを使用します。タスペーサーをスレートの隙間に入れて十分な隙間を確保します。
塗装の工程は下塗りにシーラーを塗布し(左写真)、その後中塗りと上塗りを行う3回の重ね塗りになります。シーラーは着色が目的ではなく、下地と中塗り上塗りで使う塗料を密着させるのが目的です。また、今回のように殆ど塗膜が剥がれてしまった状態ですと、塗料を必要以上に吸い込んでしまいます。塗料の吸い込みを防ぐというのもシーラーを塗る理由の一つです。ちなみに使用した塗料は、シーラーは「マイルド浸透シーラー」で中塗り、上塗りには「ルーフマイルドSi」になります。
それでは最後に屋根塗装にビフォーアフターをご覧ください。左写真が塗装前です。苔が一面に生えており、景観もよくありません。それに対して塗装はみごとに艶感が戻りましたね! 塗料の性能である防藻効果や撥水効果も戻りましたので、これからは安心してお過ごしいただけるでしょう!
記事内に記載されている金額は2021年06月07日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。