小田原市で屋根の無料点検を承りました。数年前、風災で棟板金が飛散し補修したとのことでした。その際に屋根塗装を勧められたようですが、費用を少しでも抑えたい一心で棟板金のみの補修をしたとのことでした。
今回、築13年という事で塗装工事を検討されたようですが、同時に施工したことで工事費用は抑えられたのか?と大変気にされていました。確かに板金屋業者ではなく、工務店・リフォーム会社に依頼した場合には2つの工事が1回で済みますのでトータルコストは抑えられます。屋根の塗装となると近隣が近い為、足場をかけメッシュシートの設置も必要ですので板金の荷揚げ・荷下ろしにも負担は減ります。築年数を考えると同時に施工した方が良かったかもしれません。しかし、今点検をご依頼いただいているのも何かの縁! 取替えた棟板金も含めて屋根をみていきましょう!取り替えて月日が経っていないと聞きましたが、釘は浮いて隙間を作っています。
屋根材はグリーンだったと思いますが、色が褪せ、水分を含んだせいで継ぎ目には黒染みがある状態です。紫外線によっての浮きや反りがありませんでしたのでこのまま塗装施工で問題ありません。
下方から見上げると異常ないようにも見えましたが軒に下るにつれて劣化が目立つのは谷板金です。水の通り道になるので頑丈ですが、穴が開いてしまうと雨漏りに繋がります。谷板金の交換も承っておりますが、穴が開いていないようでしたら錆止めを含み塗装で充分綺麗になります。 塗装前には棟板金の三股のコーキング補修でしばらく雨漏りの心配がなくなるように下地の処理に力を入れていきます。 今屋根の工事で悩んでいる方、外壁塗装を検討している方、当然費用を抑えたいのが本音だと思います。しかし、工事を1回に済ませるか、毎回分けて施工するかの違いでコストは全く変わりますので、今後の方向性を明確にし、工事範囲をしっかり考えるとお客様の不安も解消し、費用面でもメリットが生まれるのではと思います!
記事内に記載されている金額は2021年05月27日時点での費用となります。
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