木更津市にお住まいのお客様から「バルコニーの桟木の腐食具合が不安」とのご相談がありました。海にほど近いお住まいです。建物の塩害は少なく、しっかりとお手入れしている様子が伺えます。
在来工法の住宅です。築年数は不明ですが、さまざまなところがメンテナンスされています。所々、気になる場所はありますが、大切に使われていることがよく分かります。お住まいがお手入れされていると私たちも何だか嬉しくなります。今回は二階のバルコニーが気になるとのことですので、そちらを集中的にお調べいたします。
バルコニーは南に面しており、ご近隣様と隣接している場所でした。バルコニーのステージはステンレス製でしたが、その他は木材でできています。屋根には波板ポリカが貼られています。ポリカも経年劣化で、強風が吹くと今にも剥がれてしまいそうです。軒先にある雨樋も破損個所があります。波板ポリカも、雨樋も、まとめて直した方がよいでしょう。近年は台風が大型化しているので、お住まいの不安な部分は放置しない方が良いと思います。桟木は塗装してありますが、小口(先端部分)の処理が甘いので木部が激しく劣化しています。外部に晒されている部分なので、ある程度の劣化は仕方がないことですが、将来のことを考えると全て交換することをお勧めいたします。
木部の塗装が剝がれ落ちています。このお住まいはいろいろとメンテナンスされていますが、前回塗装をした業者はケレン作業をあまり行わなかったようで、表面の塗装がほぼ剥がれてきていました。下地処理をほとんどせずに重ね塗りをしたのでしょう。確かに経年劣化の面もありますが状況を見る限り、業者が悪かったように思えます。新たに塗装した塗料がものの見事に剥がれており、ひどい状態に見えています。ケレンして下地の塗料をすべて剥離することが工事の要になりそうです。二度とこのような状況だけにはしたくないですね。愛着を持ってお手入れされているお住まいですから。
記事内に記載されている金額は2021年05月27日時点での費用となります。
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