本日ご紹介いたしますのは豊島区で行った棟板金飛散の点検です。ご依頼いただいたのは棟板金の補修ですが、屋根の問題はそれだけではありませんでした。
屋根に上ってまず目に付いたのは苔です。左写真をご覧ください。北側の方は茶色い苔が沢山生えていますが、それにたいして南側は苔が殆ど生えていません。これは北側の方が日当たりが悪く、水捌けが悪いことが原因です。しかし、苔が生えているということは塗料が劣化し、防藻効果が失われているということです。また、南側は苔こそ生えていませんが、塗膜が変色したり剥がれているような状態です。棟板金だけでなく屋根のメンテナンスも必要な時期に来ていることがわかります。このまま放置すればスレート自体が傷んで塗装だけでは対応できなくなってしまいます。
続いてご依頼いただいた棟板金を確認します。飛散してから結構な月日が経っているようで、むき出しになった貫板は傷んでいました(左写真)。そして、貫板の一部と思われる木片が屋根の上に見つかりました。こうなってしまうと棟板金を交換するしかありません。
飛散していない棟板金を確認してみると固定用の釘が浮いていました(左写真)。そして棟板金自体も浮いています(右写真)。これではしっかり固定できているとは言えません。お住まいは風や近くを通る車など、様々な要因で微妙に振動します。それが長い年月をかけて続くことて少しづつ釘が浮き上がってきます。他にも、貫板が傷んだことで釘が効きにくくなるなどの要因もありますので、今回のように飛散する前にメンテナンスしておかなければなりません。棟板金が飛散すると、我が家だけでなく、近隣のお住まいを傷付ける可能性もあります。また、最悪人にぶつかれば怪我をさせてしまう危険もあります。
今回の点検から棟板金の交換だけでなく、屋根塗装もご提案させていただきました。お住まいの寿命は屋根で決まるといわれるほど屋根は重要な箇所です。しかし、ご自分で点検するのは屋根まで届く梯子が必要だったり高所での作業となりますので容易ではありません。この記事をご覧になり、屋根や棟板金の状態がどうなっているのか気になりましたら、点検、お見積り無料の外壁塗装センターまでお気軽にご連絡ください。
記事内に記載されている金額は2021年06月08日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。