本日ご紹介いたしますのは葛飾区で行ったキュービクルの塗装の様子です。
キュービクルとはビルや工場などの高圧電気設備がある建物へ高圧で受電するための設備です。あまり人が立ち入らない屋上に設置されていることが多いですが、屋内などにある場合もあります。屋内ではあまり外装の劣化などが進みませんが、屋外の場合は紫外線や風雨の影響で塗膜が劣化してしまうので定期的なメンテナンスが必要になります。
今回はこのキュービクルを塗装します(左写真)。今までにも数回塗装を行っているということですが、前の塗装から時間も経っていることで塗膜に劣化が見られます。一見すると分かりませんが、触ってみるとチョーキングが発生していて塗料が粉状になっていることが分かります。
また、錆止め効果も失われていることで、錆もあちこちに発生しています(右写真)。
塗装を行う前にまずはケレンを行います(左写真)。
ケレンとは古くなって浮いた塗膜や錆などを、やすりや研磨用たわしを使ってならす作業です。また、この作業を行うことで下地を適度に荒らして塗料が密着しやすくなります。
キュービクルの外装は金属製ですので、錆を防止するためにカーボマスチック15という錆止め塗料を使います(右写真)。
この塗料は二液タイプですので、基剤と硬化剤を混ぜて使用します。その比率は1:1でしっかり攪拌させてから使用します。混ぜた塗料は硬化が進むので、当日調合した塗料は翌日以降に使用することは推奨されておりませんんおで、その日使う分を把握して調合します。
錆の発生する原因となるのは酸素と水分です。カーボマスチック15は塗装することで下地と塗膜の間にある水分と酸素を押し出すため、錆が発生しにくくなるのです。
数回重ね塗りを行って塗装は完了です。あとは養生などを外してお施主様にもご確認いただきます。
今回はキュービクルの外装に使用しましたが、折板屋根やタンク、屋外にある階段など幅広く使用することです。
街の外壁塗装やさんではお住まいの塗装だけでなく、今回のようなキュービクルのような設備の塗装にも対応いたしますのでお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2018年02月19日時点での費用となります。
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