この国に本当におもてなしの心はあるのでしょうか。この季節になると毎年のように感じます。やたらと広い郊外のショッピングモールやアウトレットストアの駐車場、申し訳程度にその歩道に屋根がついていることもありますが、おそらくそれは雨のためであり、日除けのためについているとは思えません。夏休みともなれば、ショッピングモールやアウトレットストアは大変、込み合います。そのため、店舗の出入り口から遠いところへどうしても車を止めねばならず、店舗に入るまでが灼熱地獄だったりします。
家族連れであれば、小さなお子様や乳幼児、ご高齢の方と訪れる方も多いはずです。出入り口から遠い駐車場から歩いてきたであろうご家族を観察してみると、建物に入って数十分間ベンチなどに座って休憩して涼む、それからお買い物という方々が多いことも分かります。これ、顧客満足度を低下させていることにならないでしょうか。私が家族と車で買い物に行く際、よく言われるのが「あそこの店は込んでいると駐車場から大変な距離を歩かないといけないから、行きたくない」ということです。これだけでもお客様を数人、ロストしていることになります。競合店との差別化という意味でも駐車場などの路面への遮熱塗装は有効なはずです。路面温度が10~15℃低下するといいますから、充分なおもてなしになると思います。
郊外型の大規模店舗の場合、土地や建物に莫大なお金が掛かっているでしょう。そのために駐車場などを遮熱塗料で塗装することは余計に費用を必要とするため、かなり難しいことかもしれません。では、遮熱塗料など製造・販売している塗料メーカーなどにスポンサーになってもらえば、どうでしょうか。駐車場に遮熱塗料など製造・販売している塗料メーカーの広告を出すのです。一般の方々への遮熱塗料の認知度も上がりますし、遮熱塗料はヒートアイランド現象を解消するので地球に優しい製品であることを知ってもらえば、企業のイメージアップにも繋がるでしょう。また、建物周辺の温度が下がれば光熱費も節約でき、節電もできますから大規模店舗の運営会社も損はないはずです。塗料の製造メーカー様、大規模店舗の運営会社様、一考の価値はあると思います。
記事内に記載されている金額は2018年08月05日時点での費用となります。
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