モルタル壁のチェックポイント クラック
モルタル壁の場合、ヒビ割れ(クラック)をチェックしてください。
モルタルの外壁にクラックが多くなってきている場合は、内部に雨水の浸入が起きている可能性があります。
特にヒビ割れが横に起きている場合は、雨水が下に落ちずにヒビ割れ部分で止まってしまい、内部に雨水が浸入する事が多いので、雨漏りが起きる可能性が非常に高くなります。
雨水が浸入すると、外壁の下地のラス網が腐食(錆び)してしまいますので、モルタルが剥がれ落ちてしまう事があります。
クラックの種類
- ヘアークラック
表面の塗装が古くなり、割れただけなので躯体への影響はありません。ただし、そのままにしておくと広がってしまうので早めの対策が必要となります。 - 構造クラック
表層から深くまで割れているクラックの事を言います。構造体に直接雨水が当たりますので、壁を腐らせたり外壁の劣化につながります。
補修方法
- ヘアクラック
コーキング補修が一般的ですが、外壁材の材質によって使用するコーキングも変わってきます。 - 構造クラック
大きな割れ部分をVカットした後に埋めていく処理方法が一般的です。
構造クラックの補修工程
- クラック部分をダイアモンドカッターで削ります。
- プライマーを塗って接着しやすくします。
- コーキングでカットした部分を埋めていきます。
- 元と同じように模様をつけながら塗装をしていきます。
- 仕上げ塗装を行い作業終了です。
クラック補修はしっかり行わないと、塗装後に目立ってしまいますので、しっかりとした補修工事を行いましょう。
モルタル壁の補修と塗装についてのご相談はどうぞお気軽に
記事内に記載されている金額は2021年06月18日時点での費用となります。
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