今日からしばらく、外壁塗装の劣化の原因をご説明したいと思います。
チョーキング(白亜化)
チョーキングとは、塗装の表面を触るとチョークのような粉が指先についてくる現象ですが、これはどうして起こるのでしょう? チョーキングは主に熱や紫外線、また風雨によって塗膜が劣化することで起こります。 塗料は、顔料、樹脂、添加剤と溶剤を混ぜて作られています。経年(年月が経つこと)により、塗膜(塗料が作る表面の皮膜)の液体成分が失われてきます。すると、表面は粉末顔料が残ります。その粉末が指先に着く粉です。チョーキングが出るという事は、素地の保護ができなくなっているという事をあらわすサインなのです。 修復するには、きちんとチョーキングを起こした塗膜を除去し、下地処理を行って塗装する必要があります。
塗膜ひび割れ(クラック)
経年により素地が膨張や収縮をしたときに、塗膜にひび割れが生じはじめます。 特に、下塗り、中塗り、上塗りの間に十分な乾燥機感をもうけずに塗装した場合は、早期に起こり始めます。 また、柔らかい塗料の上に硬い塗料を塗る事で、おきやすくなります。塗料の選択に気をつける必要があります。 クラックは、早期に対処して、塗装をすることで修復できます。これも早めに対処しないと素地に雨がはいりこみ、よけいに経費がかかる事になります。 塗装は目に見えないところで段取りをしっかり守ることや、地味な下地処理をしっかり、丁寧に行わないとこのような不具合が出ます。 点検を行わず、電話やインターネットのみで見積もりを出してくる業者や、簡単に大きな値引きをするような業者は、最初から必要な人件費をかけないつもりである可能性がありますので、十分ご注意ください。 外壁塗装センターはしっかりと点検を行い、どのような修復や下地処理が必要か、何回塗りが必要かを見極めて詳細なご報告とお見積もりをいたします。その結果、段取りよく下地処理を行うことでミスやトラブルを極力未然に防いでいますので、ご安心ください。 次の機会にはまた別の劣化の現象をご説明します。
記事内に記載されている金額は2021年06月18日時点での費用となります。
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