2009年10月より住宅瑕疵担保履行法が実施され、このことにより新築のお住まいの場合、建設業者や宅建業者が保証しなければならない範囲とその年数が明確となりました。建物の構造物と雨漏りに関して10年の保障が義務付けられています。
では、リフォームの方はどうなっているかというと、瑕疵保険などはありますが任意の加入であり、明確な規定はありません。会社や業者によってバラバラというのが実情です。
全く同じお住まいを建てたにしても、環境や立地などによって傷み具合は大きく変わります。また、メンテナンスを定期的に行っているのか、その周期はどれくらいなのか、不具合が出てから対処しているのかによっても劣化の進行度合いは異なります。
個々のお住まいの状態が異なるのですから新築とは違い、明確な規定を設けられないのです。
外壁塗装を行う業者の保証内容は二つに大別されます。
一つは最近では減りましたが、地域の工務店さんなどでは保証書を発行しないところもあります。これは「うちはプライドを持ってしっかり施工しているから大丈夫です。万が一、何かあっても地元ですからすぐに駆けつけます」という二つの意味合いがあります。
地元で営業しているのですから、悪い噂は致命傷になります。こういった業者はアフターサービスも充実しているのですが、どこまで対応してくれるのかという面では不安ですよね。
もう一つは保証書を発行してくれるところです。こちらは保証書の書面通りの内容を保証してくれるでしょうが、その範囲が明確になっているかを確かめる必要があります。
塗り替えた部分は付帯部(雨樋・破風板・軒天など)を含めて保証範囲なのか、保証年数は部位ごとに違わないのかを確認してください。
※外壁塗装や屋根塗装の場合、保証は使われている外壁材や屋根材、
使用する塗料によって変わってきます。
また、建物の状態によっても一律に同じ内容の保証をしかねる場合もございます。
ダイヤスーパーセランはポリシロキサン結合の無機と有機のハイブリッド塗料で耐用年数は20年を越えるとも言われています。
エラストコートは100%アクリル塗料で、こちらも耐用年数は20年に迫ると言われています。
※シーリングが必要な場合、高耐候シーリング材「オートンイクシード15+」を使用することが条件になります。
ビルやマンション、東京スカイツリーなどでも使用されており、耐候性と耐久性を両立させた塗料です。
耐用年数は15年超と言われており、これまでの実績からもそれが証明されています。
シリコンをベースとしながら、塗膜の劣化となるラジカルの発生を抑えることによってフッ素塗料に迫る耐用年数を実現した塗料です。
塗料特有の臭いを抑え、バラの香りをプラスした「パーフェクトトップローズ」という塗料もあります。
世界初のナノテクノロジーを応用した塗料で、汚れにくさが最大の特徴です。
ナノテクノロジーによって実現した親水性の塗膜は降雨によって汚れを洗い流します。
バインダー(塗膜の主原料)にシリコンを用いた塗料は数多く、ここに全てを掲載できないので、シリコン塗料という括りにしました。
「日本でトップシェアを誇る総合塗料メーカーのものがいい」というお客様もいれば、「建材用塗料でトップのメーカーの製品がいい」というお客様もいます。
お好みのメーカーがあれば、それをお伝えください。
ウレタン塗料とアクリル塗料に関しては基本的にお勧めしていません。
近年ではウレタン塗料とシリコン塗料の価格差があまりなくなり、費用対効果が悪くなってしまったからです。
ウレタン塗料も、アクリルも、耐用年数が短いため、頻繁な塗り替えが必要になります。
その度に足場の仮設費用がかかるので、コストパフォーマンスは悪くなります。
ダイヤスーパーセランに遮熱機能を追加したものがダイヤスーパーセランマイルドIRです。
その耐用年数は20年に迫るとも言われています。
化学変化は温度が高ければ高いほど、急激に進むため、温度上昇を抑える効果のある遮熱塗料の方が寿命が長くなるという説もあります。
直接、雨が当たり、日光にも晒される屋根は外壁よりも塗膜の傷みの進行が早まります。
したがって、外壁よりどうしても保証年数が短くなります。
外壁と同等か、それ以上のグレードの塗料を選ぶようにしてください。
外壁と同様に屋根塗装でも最も選ばれているのが、シリコン塗料です。
価格と耐用年数のバランスがよく、値下がりによってウレタン塗料との価格差がなくなったのがその理由です。
屋根塗装にウレタン塗料とアクリル塗料はお勧めしていませんではなく、お勧めしません。
外壁よりも過酷な環境に晒されており、劣化が早く進むことが分かりきっているからです。
数年後に建て直す・解体して更地にするという場合以外は選択なさらないでください。
付帯部を塗り替えた場合の保証ですが、どの部分であっても保証は最長で3年になります。
外壁塗装や屋根塗装に較べると、保証期間が短く感じられると思いますが、同業他社様よりも長期保証です。
これらの部分はお家の外周りの中でも傷みやすい部分なので、こまめに点検してあげてください。
※シャッターの保証はボックス部分のみで、シャッターなどの稼動部は含まれません。
軒天の張替えやカバー工法については1年、幕板は交換の場合も新規設置の場合も1年とさせていただきます。
他の部位についてもそうですが、保証年数通り、1年でダメになってしまうというわけではないので、ご安心ください。
※いずれも漏水や雨漏りがないことが条件です。
金属製の柵・塀、シャッターの新規設置と新しいものへの交換はいずれも3年の保証になります。
この場合、シャッターは可動部にも3年の保証が付きます。
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