大田区西蒲田のマンションのオーナー様より建物の老朽化が気になるとのことで点検とメンテナンスのお見積もり依頼をいただきました。 築25年が経過し、外壁にはひび割れや剥がれが発生しているそうです。 建物全体を点検し、どのような修繕が必要なのかを確認いたします。
タイル貼り、モルタルなど、場所によって外壁の仕上げが異なります。 まずはモルタル仕上げとなっている部分、至る所でひび割れが発生しています。
細かいものから比較的大きなものまで様々ですが中には幅0.3ミリを超える「
構造クラック」と呼ばれるものもあります。 その名の通り建物の構造自体に影響を及ぼすひび割れですのでこのまま放置はできません。
窓枠周辺にも大きな開口クラックが発生しています。雨水の影響を受けやすい箇所ですので雨漏りの原因となりやすい箇所の一つです。
また所々で外壁が剥がれて鉄筋が剥き出しになっています。 外壁のひび割れなどから染み込んだ水分が鉄筋に触れると鉄が錆びて膨張し、内部から外壁を破壊してしまうのです。露出した鉄筋はさらに水に触れやすくなり劣化を早めます。 建物自体の強度を低下させてしまいますのでこのような箇所も早急に補修が必要です。
雨水は外壁だけではなく手すりのひび割れや笠木板金の隙間などからも浸入します。劣化に気付いたら放置せず、早めのメンテナンスが鉄則です。
タイルは無機物なのでそれ自体はほとんど劣化せず、吸水もしません。 しかし下地となっているモルタルが経年で硬化し劣化することでタイルが剥がれたり、生まれた隙間から雨水が浸入することはあり得ます。タイル貼りだからといってメンテナンスが全く必要ないというわけではありません。
こちらの建物はひび割れなどを補修した上で外壁塗装を行う必要があります。 鉄部の錆やコーキング、床面の防水層の補修等マンション全体のメンテナンスをご提案、ご検討いただくことになりました。
記事内に記載されている金額は2021年07月09日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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