モルタル外壁の宿命であるクラックを防ぎたい方にエラストコートをおすすめします!
250%という高弾性で経年劣化により発生するクラックからモルタル外壁を守ります
さらに耐用年数は15年以上と長期耐久でメンテナンスにかかる費用と手間を軽減します
モルタル外壁はコテの技術により、様々な表情を演出できますが、その一方で乾燥時の収縮性により、経年や振動による影響でクラックや亀裂が発生することがあります。
今日は、モルタル外壁に発生したクラックに柔軟に対応し、塗膜がその亀裂に確実に追従する「エラスコート」という弾性塗料をご紹介します。
エラスコートは最大で250%の高い弾性を発揮し、クラックから住まいを守り、耐用年数15年以上という非常に優れた特性を持つ弾性塗料です。
上の写真のように塗料自体が非常によく伸縮するため幅0.3mm未満のヘアクラックはもちろん幅0.3mm以上の構造クラックもしっかりカバーし、雨水の浸入を許しません。
これまでのアクリル塗料は不純物が混入していたため耐用年数が5年から8年とそこまで長くありませんでした。しかしエラストコートは100%アクリル塗料のため紫外線に強く色褪せもしにくいので耐用年数が15年以上と2倍以上の耐久性を実現しています。
一般的に、塗膜の下に水が浸入すると浸入した水が乾燥して水蒸気になる際に体積が膨張します。そうなった場合、通常の塗料だと塗膜が膨張に耐えられず割れや剥がれを起こします。弾性のある塗料でも風船のように膨らんで塗膜に悪影響を及ぼします。しかしエラストコートは通気性が抜群のため塗膜が水蒸気を通過させ割れや膨れ、剥がれの発生を予防します。
現在、外壁塗装の現場で使われている塗料は防カビ・防藻機能を保有しています。
エラストコートも同様で、先ほどご紹介した優れた通気性も相乗しカビや藻、苔を繁殖させません。
モルタルやコンクリートに含まれる水酸化カルシウムCa(OH)₂ が水に溶けだすと、水酸化カルシウムは炭酸カルシウムCaCO3として塗膜の表面に定着して白くなる性質があります。この炭酸カルシウムが白く定着する現象をエフロレッセンス(白華現象)といいます。このようなエフロレッセンスが外壁に点在すると外観を損ないますがエラストコートはこのエフロレッセンスの発生を防止するのです。
モルタル外壁の魅力はコテ跡によって出来上がる外壁の模様やパターンですがエラストコートを使用すればこの模様をそのまま残して塗り替えることができます。
これにより外壁の質感は維持しながら色だけを変えてイメージチェンジができるのです。
エラストコートは臭いもわずかで厳しい環境基準に沿って製造されているため外壁だけでなく屋内の塗装にも使用可能です。
通常の塗料で屋内を塗装すれば塗料の臭いに困りますが環境に配慮したエラストコートならそういった心配もありません。
築年数の経過に伴い、モルタル外壁にデメリットを感じていませんか?
現在の住宅建築における外壁材は窯業系サイディングが主流となっています。そのためモルタル外壁を選択される方はお住まいに強いこだわりを持つ方も多いです。
特にコテ跡を活かして外壁に模様をつけるデザインを選択される方はその傾向が強く、そのデザインを維持したいとお考えになられるのではないでしょうか。そんなお客様の願いもエラストコートなら実現できます。こだわりのパターンやテクスチャーを活かしたまま色だけを変えることができるのです。
エラストコートなら塗り替え時に模様やパターン、テクスチャーを残したまま塗装ができるため今までの外壁のデザインを損ないません。新築と同じ色に塗り直すことで新築時の真新しさを取り戻すことはもちろん、イメージチェンジにもご利用いただけます。
エラストコートは1000色以上の色見本から好きな色を選ぶことができ、カラーオーダーシステムにより好きな色で塗装することも可能です。100%アクリルの水性塗料のため臭いも気にならず塗装後も快適に過ごせます。
下地の状態によっては下塗りが不要なので、お得に塗り替えることも可能です
コンクリートやモルタルへの塗装の場合
モルタルやコンクリートで外壁表面が塗装されていなければシーラーやプライマーなどの下塗り塗料を塗らずに直接エラストコートを塗装することが可能です。
ただし塗料の吸い込みが激しい場合や表面が凹凸ではなく平坦に処理されている場合、シーラーやプライマーによる下塗りが必要になります。
前回の塗装時にアクリル塗料を使用していた場合
前回の塗り替えの際にアクリル系塗料で塗装していた場合は塗装面の状態にもよりますが下塗りすることなく塗装が可能です。
またエラストコートからエラストコートへの塗り替えでもアクリル系塗料のため下塗りが不要となります。
つまりモルタルやコンクリートで表面塗装がされていなかったり、アクリル塗料で塗装された外壁であれば下塗りは不要なのです。
下塗りが不要となるとシーラーやプライマーといった下塗り塗料の費用が浮くことはもちろん、塗装作業の人件費も浮くため塗装費用を抑えることができます。下塗りが不要になると資材と費用の節約になる他、環境への負荷も低減できるため環境に配慮した塗装工事を行うことができるという点も魅力です。