外壁塗装が必要な理由はご存知ですか?
外壁塗装を一定のサイクルですることはわかっていても、必要性について明確に答えられる方は少ないかもしれません。
外壁塗装を理解することはお住まいそのものの理解を深め、お住まいをリスクから守ることによって大切なご家族を守ることに繋がります。 例えば、お住まいが抱えるリスクには経済的負担や生活上の脅威などがあり、これらのリスクはご家族に対するリスクともいえます。 これらのリスクに対応するためにも、外壁塗装の必要性についての理解が重要なのです。
こちらのページでは外壁塗装の必要性や塗り替えのタイミングや塗装を怠ってしまった場合のリスク、外壁を維持するコツなどについて解説しています。
【動画で確認「塗り替えはなぜ必要?」】
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。動画での解説をご希望の方は是非ご覧下さい!
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動画で見たいという方は是非ご覧ください!
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屋根や外壁を塗装しないとどうなるか、皆さんはわかりますか?
実は塗装をしなくても短期間で大きな被害が出るわけではありません。と、このような回答を読むと、安心される方が多いのではないでしょうか。 確かにすぐに被害が出るわけではないのですが、塗装が劣化した外壁はいずれ大きな被害を招く恐れがあります。なぜなら、屋根や外壁は雨や風、日射しを受けることで、劣化や色あせが少しずつ進行するからです。
このように外壁には劣化を引き起こす様々な要因があります。塗装メンテナンスは、そんな劣化を防ぐための重要な役割を担っているのです。今回の記事では、外壁塗装がなぜ必要であるのか、一つ一つご紹介していきます。
一つ目の理由はお住まいを雨や風、紫外線などから守るためです。どんなに寒い日や暑い日、台風、雪のときでも、お住まいは過酷な自然環境から私たちを守ってくれています。
自然環境は私たちに心の豊かさを与えてくれますが、過酷な一面も持ち合わせています。凍てつくような寒さ、目も開けられないような突風、真夏の紫外線、うだるような暑さ、ゲリラ豪雨。実は私たちの想像をはるかに超えるダメージをお住まいは受けているのです。お住まいはそのようなダメージを新築当初から受け続け、外壁や屋根は私たちが気づかないスピードで少しずつ劣化していきます。このような過酷な自然環境のもとで外壁塗装をしなければ、いかに頑丈なお住まいといえども耐用年数がメーカーによって想定されたものよりも短くなってしまいます。
人間が健康診断を受け、血圧が高ければ健康でいるために塩分を控えるのと同じで、お住まいを長く維持できるようにするためにも外壁塗装が必要なのです。人間は栄養を取り充分な睡眠をとることで自然に疲れは解消されていきますが、お住まいの場合は休んでも自然には回復しません。そのため一定のタイミングで、ダメージを受けている外壁や屋根を塗装しリフレッシュする必要があります。リフレッシュしてお住まいの耐用年数を伸ばすことで、ご家族の方も安心して暮らすことのできるお住まいになります。
二つ目の理由は新築時の姿の回復や異なる色を塗ってイメージチェンジを楽しむことです。
外壁塗装はお住まいを劣化から守るだけではなく、新築時の感動を味わうこともできるのです。それに、近年では遮熱塗料や断熱塗料、低汚染塗料などの機能性塗料が発売されていることも見逃せません。外壁塗装によって外観だけではなく新たな機能性をお住まいに与えることで、新築時以上の住みやすさを実現することも可能なのです。
三つ目の理由はお住まいの資産価値の維持です。例えば、同じような立地や造り、同じ築年数のお住まいで考えてみましょう。適切なタイミングで外壁塗装や修繕などのメンテナンスをしているお住まいと、していないお住まいなら、どちらが高い価格で売れるでしょうか?
お住まいの価値を判断する際、指標として用いることのできる要素としては購入後も長く住み続けられるか、購入後のメンテナンス費用は必要最小限かという2点があります。
上記の2点からメンテナンスをされているお住まいの方がより長く快適に住めて、資産価値が高くなることは当然なのです。資産価値の維持だけではなく、お住まいを長持ちさせるためにも適切なタイミングでメンテナンスをしましょう。街の外壁塗装やさんでは無料で点検を承っておりますので、塗装をするべきかどうかのご判断が難しい場合には是非お気軽にご利用ください。
ここまで外壁塗装の必要性について解説いたしました。この章では外壁塗装にオススメなタイミングについて解説します。
お住まいの周辺環境や外壁材によっても異なりますが、建築業界では「木・ 鉄3年、壁8年」という言葉があります。これは、外壁の塗り替えを、木や鉄を使用している部分なら3年ごと、外壁なら8年ごとに行うとよいという意味なのです。
近年の性能の良い塗料を使用すれば、3年・8年ほどの頻繁なタイミングで外壁塗装をする必要はないかもしれません。しかし、外壁塗装はお住まいを長持ちさせるメンテナンスであるため、外壁が傷んでからではなく傷む前にすることが重要です。
外壁塗装劣化進行図
モルタル外壁は築8年が目安!ひびの補修もしましょう!
モルタル外壁のお住まいで気を付けていただきたいことは、可動クラックという乾燥によって収縮しひび割れしやすい性質があることです。また、振動によってもひび割れが起きるため地震の時はお気を付けください。
ただ、築8年位でひび割れが新たに発生しにくくなります。そのため、築8年でひびの補修や塗り替えをすることがベストです。ちなみに、ハウスメーカーによってはクラックの発生を想定して、上記のタイミングになるように、あえて安い塗料を使用することもあります。
お住まいを長持ちさせるためにも、ひび割れがあるか普段から目視による点検をされることをオススメします。
外壁の塗り替え時期の目安を解説いたしましたが、お住まいの周辺環境によっても適切な塗り替え時期は異なります。
実は、劣化し塗り替えのタイミングを迎えた外壁や屋根は私たちにサインを出してくれています。大切なお住まいに大きな被害が出る前に、塗り替えのサインを見逃さないようにしましょう。ここからはお住まいが示す劣化のサインを解説します。
塗膜の膨れ・剥がれ
塗膜が耐用年数を迎えると膨れや剥がれのサインを出します。塗膜の膨れが進行することで塗膜が剥がれていき、さらに外壁材そのものが露出してしまうことで、外壁材が防水できなくなり水を吸い込んで雨漏りの原因にもなるのです。塗膜が一箇所剝がれれば周囲の剥がれへと連鎖するため、塗膜の剝がれを見つけたら早めに塗装しましょう。
汚れが目立つ
お住まいの外壁が汚れて見えるということはありませんか?実は外壁の汚れも塗り替えのサインなのです。
新築のお住まいの外壁は防水性が高く雨水を奇麗に流せますが、年数が経つにつれて防水性が低下し水はけが悪くなります。その結果、汚れが付着し外壁が汚れて見えるのです。また、デザイン性の高いモルタルの外壁や近年のサイディングは、デコボコした形状であるため汚れやすいという特徴があります。このような汚れがあるからといって、すぐに外壁を塗り替える必要はありませんが、塗膜が劣化したサインと考えて間違いないです。外壁が古くなったから仕方がないと考えるのではなく、お住まいの外壁塗装をご検討されることをオススメします。
色褪せ
新築のお住まいの外壁は鮮やかな色をしていますが、年数が経つにつれて徐々に色あせてきます。ところで、なぜ色褪せが起きるのでしょうか?実は紫外線が原因なのです。紫外線によって外壁の塗装面がダメージを受けますので、外壁が色あせしたら塗り替えのサインだとお考えください。
苔、藻、カビ
カビ、苔、藻は水分を好むため、壁面に発生した場合は防水性が低下しているサインと言えます。これらは外壁に根を張り壁面を侵食するため、大きなダメージを与える厄介者です。気が付いたら早めの対応が必要になります。
エフロレッセンス(白華)
エフロレッセンスは外壁のひび割れから雨水が侵入することで、外壁の石灰分が炭酸カルシウムとして表面に浮き出る現象で白華ともいいます。これも防水性が低下しているサインです。もし、外壁がコンクリートで内部に鉄筋があるのなら放置しないで下さい。なぜなら、コンクリート内の鉄筋が腐食することで、お住まいそのものが大きなダメージを受けるからです。
外壁内部に鉄筋がない場合はお住まいの強度に影響は与えませんが、お住まいの景観を損ねることに繋がります。
クラック(ひび)
クラックとはひびのことです。モルタルの場合、葉書ぐらいの幅までひびが広がったら、雨水が外壁内へ侵入してきます。また、サイディングのつなぎ目部分である目地のコーキングも年月が経てば、ひび割れや痩せて隙間ができることがあり雨水が侵入するため注意が必要です。
金属部の錆び
金属に錆びはつきものです。金属系のガルバリウムは錆びにくい外壁材ですが、傷がつくことで錆びが広がる傾向があります。そのまま放置してしまうと、その部分が崩れてしまうため注意が必要です。
木部の劣化
屋根部分の破風や軒天は塗膜が劣化することで、雨水が直接当たってしまいます。そのため、木部が雨水を吸収して腐食の速度が早まります。
外壁塗装の重要性はわかっていても費用を考えると簡単にはできませんよね。大きいお住まいの場合費用は100万円以上になる場合もあります。また、実際に外壁塗装をする場合も、打ち合わせ→工事着工→完工と、手間と時間がかかるため、なかなか決断ができないというのが本音ではないでしょうか。
しかし、外壁塗装をしないと塗装費用以上のリスクが発生することを覚悟しなければなりません。この章では外壁塗装をしないことによるリスクを解説します。
外壁塗装はお住まいを守り耐用年数の低下を防ぎます。なぜなら、雨水のお住まいへの侵入を防ぐからです。仮に雨水がお住まいに侵入すると、梁や柱などの重要な部分が腐食してしまい、お住まいの耐用年数を低下させてしまいます。
お住まいの構造部への雨水の侵入をふせぐものが外壁や屋根で、その外壁や屋根を守っているものが実は塗装なのです。塗装することで外壁や屋根に防水性が備わり、大切なお住まいを守ってくれます。このような解説を読むと、「外壁材そのものは水を防がないの?」と思われるかもしれません。
驚かれるかもしれませんが、外壁材自体に防水性はほぼないのです。そのため、塗料を塗ることによってサイディングやモルタル、ALCなどの外壁材に初めて防水性が備わります。また、同様の理由により外壁・屋根の他にも、軒天や破風、鼻隠し、雨樋などの部分も塗装が必要になります。
つまり、適切なタイミングで塗装をすることは、外壁の傷みや雨水の浸入、構造部の腐食などを防ぎ、大切なお住まいを損傷から守り耐用年数を維持することと同義なのです。
外壁塗装はお住まいの修理費用が大きくなることを防ぎます。なぜなら、外壁材や構造部が損傷することを防ぎ修理費用の発生を最小限にしてくれるからです。
外壁塗装は予防的なメンテナンスであり、歯医者さんの歯の検診に近いかもしれません。歯の健診では歯の状態を確認しクリーニングをして、虫歯があれば早めに治療をします。しかし、定期的な歯の検診をしないで歯が痛いと思って歯医者に行った時は、すでに神経にまで虫歯が進行して抜歯するはめになり、治療期間だけではなく多額の費用もかかります。
これはお住まいの外壁塗装でも同じです。外壁や構造部に大きな被害が及ぶ前に塗装をすることで、外壁材に防水性を備えさせます。結果として、被害が発生する前に予防としてメンテナンスを行う方が、被害が及んだ部分の修繕工事よりも費用は安くなるのです。
外壁塗装では約30坪のお住まいの費用相場は約80万円であるのに対し、外壁を張替えた場合の費用は150万円以上です。外壁の張り替えだけでも高い金額ですが、お住まいの構造部の修理となると、さらに数十万円、数百万円という費用もかかってしまいます。
外壁塗装も外壁の張り替えも外壁をもとの状態に戻すことには変わりありません。しかし、予防メンテナンスとしての外壁塗装が数十万円程度であるのに対して、外壁の張り替えになると2倍以上の費用がかかってしまうのです。
お住まいを所有しているのであれば、定期的なメンテナンスや必要なら修繕をしなければなりません。ただ、費用を考えるとメンテナンスサイクルをできるだけ長くして費用を抑えたいですよね。この章では外壁を維持するコツについて解説します。また、専門的な内容や用語が出てきますので、疑問点があればお気軽に私達街の外壁塗装やさんにご相談ください。
維持するコツ01 耐用年数の長い塗料を使う!
外壁塗装には耐用年数の長い塗料を使用することを考えてください。なぜなら、メンテナンスサイクルが長くなり結果としてトータルコストが安くなるからです。ご存じの方もいるかと思いますが、塗料にはフッ素や無機、アクリル、シリコンなどがあります。一般的に使用される塗料と耐用年数は下記のとおりです。●シリコン塗料:約10年
●フッ素塗料:13~15年
●無機塗料:約20年
それぞれ費用や耐用年数が異なりますが、フッ素や無機塗料は耐用年数が長いため、使用することでメンテナンスサイクルが長くなります。
(これらの耐用年数はあくまでも期待される耐用年数であり、外壁の状態によっては短くなることがあるため注意が必要です。)
つまり、使用する塗料によって耐用年数が約2倍になるため、耐用年数の長い塗料を使用することで、外壁塗装の回数を減らせるのです。また、回数削減によって経済的負担も削減できるのです。お住まいの耐用年数によっても使用する塗料は変わってきます。ただ、経済的負担を減らせるだけではなく、お住まいの外壁を維持できることを考えれば、耐用年数の長い塗料を使用することをおすすめします。
維持するコツ02 お住まいの定期的な点検を業者へ依頼する!
お住まいの定期的な点検を専門業者へ依頼することをおすすめします。なぜなら、外壁は毎日少しずつ劣化し、自身では劣化度合いがわかりにくいからです。外壁は風や雨、紫外線などの過酷な自然の影響を毎日受けています。お住まいの状況を細かく確認している方はあまりいらっしゃらないのではないかと思いますので、気づいたときには大きな被害となっている可能性があります。
数年に一度、専門業者による定期的な点検をご検討されることで、屋根や破風、鼻隠し、雨樋など普段確認することができないような部分まで異常がないか調査をしてもらうことができます。被害が軽度なうちに異常を発見することは、被害・費用の拡大を防ぐことに繋がります。定期的な点検・修繕をおこなっていくことが、大切なお住まいを長く、大きな費用をかけずに維持するコツなのです。
外壁塗装の必要な理由や、塗装しない場合のリスク、維持するコツなどについて解説してきました。お住まいは新築した時から劣化が始まるという事実があります。ただ、周辺の環境や使用している外壁材など、一軒ごとのお住まいで劣化度合いが異なることも事実です。さらに、劣化の進行速度や傷み方なども一軒ごとに異なるため、お住まいにあった外壁塗装が必要なのです。
そのため、私たち街の外壁塗装やさんがお住まいを点検する際は、経験豊富なスタッフが一軒ずつ30〜60分のお時間をいただいております。 そして、お住まいの点検やお客様からの聞き取りを丁寧に行ったうえで、最適なご提案をさせていただいています。
なお、私達街の外壁塗装やさんでは無料にて点検を承っております。点検だけではなくお住まいの維持方法や遮熱・断熱・汚れの付きにくい塗料などのご質問も大歓迎です。是非、お気軽にお問合せください。
外壁塗装が必要な理由とはまとめ
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外壁塗装をする理由は過酷な自然環境から外壁を守り、新築時の姿の回復やイメージチェンジ、資産価値の維持をするためです。
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外壁塗装のタイミングを判断するポイントは、前回からの塗装期間を目安とし、お住まいが出す劣化や損傷などのサインです。
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外壁の劣化状態には塗膜の膨れ・剥がれ、目立つ汚れ、色褪せ、カビ・苔・藻、エフロレッセンスなどの種類があります。
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外壁塗装をしないでおくと、お住まいの耐用年数の低下と損傷が大きくなることによる修理費用高額化のリスクがあります。
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外壁を長持ちさせるには耐用年数の長い塗料を使用し、定期的な点検を業者へ依頼することが重要です。