住宅リフォームの際に疎かにすると、トラブルの原因になりがちなのが「ご近所へのご挨拶」です。日頃から良好な関係を築いていたとしても、住宅リフォームをきっかけにギクシャクしてしまうことは意外と多いのです。
たとえばお隣の方が突然なんの挨拶もなしに外壁塗装やリフォームを始めたらどうでしょう?何も連絡がないまま工事の騒音や業者の出入りで騒がしくなると、きっとどんな方でも驚くはずです。
住宅リフォームや外壁塗装の際はくれぐれもご近所の方のご迷惑にならないよう、塗料の飛散などには十分気を付けて施工いたしますが、なんの連絡もなしではご近所の方のご不安は拭えません。今後も良い関係を継続していくためにも、ご近所の方へのご挨拶は疎かにしないのが一番です。
「そんなに大掛かりな補修じゃないから…」というお気持ちも分かりますが、ご近所の方にしてみればどのような工事になるのか事前に説明がないと分からないものです。また簡単な補修であっても足場の仮設でご近所の方の生活空間が圧迫されてしまったり、塗料の臭いに悩まされたり、人によって様々な受け止め方をされるものです。今回はリフォームや外壁塗装で実際にどのようなトラブルが発生するのか、具体例を含めながらご紹介します。リフォーム、外壁塗装などをご検討中の方はぜひご参考にしてください。
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。動画で見たいという方はこちらをご覧ください!
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長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。
動画で見たいという方は是非ご覧ください!
騒音の問題
1.足場を組むときの
騒音
外壁塗装やリフォームでは、より安全にそして高品質な施工を行うために足場を組む必要があります。
足場は金属でできていますから、足場を組む際には「カンカン」「ガシャン」と、金属同士がぶつかってかなり大きな音が出てしまいます。
組み立てる際はハンマーなどで打ち込んでいくため、ご近所同士がそんなに近くなくてもかなりの音が響きます。
2.高圧洗浄機などによる
騒音
屋根や外壁塗装の前には高圧洗浄機を使って表面の汚れをきれいに落としていきます。屋根や外壁に高圧洗浄を行わないと、古い塗膜や汚れのせいで塗料がうまく付着しなかったり、塗りムラの原因になったりするため、塗装前の高圧洗浄はとても重要です。
高圧洗浄機はガソリンエンジンを使っているため、稼働時にはかなりの音が出てしまいます。足場を組むときほどの騒音ではありませんが、日常的に聞くような音ではないためご不快に思われる方もいらっしゃいます。また最近では静音タイプの高圧洗浄機も開発されていますが、音が小さいタイプでも人によっては気になってしまうようです。
3.施工スタッフや
職人さんの作業中の声
作業現場では複数のスタッフが作業を行います。
高圧洗浄機を使っているときや足場を組むときなど、現場ではいろいろな音がするため、必然的に作業スタッフの声は大きくなります。
指示が聞こえなくては事故につながる可能性もありますし、外での作業だと声が伝わりづらいため仕方のないことなのですが、作業中の声が気になるとご近隣の方からお声をいただくことがあります。
臭いの問題
塗料の臭い
屋根や外壁塗装に使われる塗料の臭いが問題になることもあります。塗料には水性塗料と油性塗料の2種類があり、水性塗料は油性塗料に比べてそこまでツンとしたきつい臭いはありませんが、油性塗料になるとシンナーがつかわれているので強い刺激臭がしてしまいます。
あまり窓を開けない夏や冬ならまだしも、春・秋の気候の良い時期は窓を開けたくても臭くて開けられないとご不満に思われる可能性があります。また塗料の臭いが気になって洗濯物が干せないという難点もあるでしょう
すべて水性塗料にできればまだ臭いの問題は軽減されるのですが、一般的に外壁は水性塗料を使っても、屋根には防水性の高い油性塗料を使うのでそうもいきません。ただし外壁材の種類によっては外壁にも油性塗料を使うことがあります。
埃やゴミ、水の飛沫、塗料などの飛散の問題
解体時の埃、高圧洗浄時の水飛沫や塗料の飛散
工事中は作業中の埃や水、塗料が飛んでご近所にご迷惑がかかる恐れがあります。街の外壁塗装やさんではこのようなトラブルがおきないように、あらかじめメッシュシートなどでしっかりと養生させていただきます。
しかし業者によっては養生が甘く、解体時に埃がお隣の洗濯物を汚してしまったり、敷地に高圧洗浄機の水や塗装の塗料が飛んでしまったりするケースがあるようです。
プライバシーの問題
プライバシー空間を覗かれる気がする
普段はプライバシー空間が守られていて気にならなくても、隣に足場が組まれて作業が始まるとプライバシーが覗かれているのではないかと気になる方もいらっしゃいます。作業スタッフは足場の高いところで塗装・メンテナンスを行うため「作業員から自宅が丸見えなのでは?」と気になってしまうのも仕方がありません。
このように外壁塗装やお住まいのメンテナンスを始めると、ご近所の方にご迷惑をかけてしまう要素がたくさんあります。騒音や臭い、そして埃や塗料の飛散など、自分のことに置き換えてみると、やはり迷惑に感じてしまうのではないでしょうか。
直接的な被害が起こっていないという場合でも、ご近所の方にしてみれば「洗濯物大丈夫かしら?」「塗料の臭いで頭が痛くなったらいやだな」などつい心配になってしまうものです。小さなお子様がいらっしゃるご家庭なら「工事関係車両が危なくないかしら」「興味本位で見に行って怪我でもしたら…」というご心配もあるかもしれません。
しかし工事が入る前にご近所の方へご挨拶をしておくと、ご近所の方とのコミュニケーションがとれ、不必要なご心配をおかけせずに済むのです。ご挨拶はご近所の方のご都合や予定も鑑みて、工事の1週間ほど前に済ませておくことをおすすめします。
街の外壁塗装やさんでは
お客様の代わりにご近所の方々へご挨拶にお伺いします!
ご近所さんの中には仲良くお付き合いしている方もいれば、ちょっと苦手に思っている方もいらっしゃるでしょう。また純粋に「挨拶が苦手」というお客様もいらっしゃると思います。
街の外壁塗装やさんでは、お客様に代わってご近所の方々にご挨拶に参ります。工事前のご挨拶はもちろん、工事後のご挨拶もお任せください。街の外壁塗装やさんではご近所の方への心遣いもとても大切だと考えておりますので、粗品を持参して丁寧にご挨拶させていただきます。
もちろんお客様とご一緒にご挨拶に伺うこともございますので、ご希望であればぜひご相談ください。
1. 街の外壁塗装やさんの連絡先・住所・担当者名をお知らせ
実際に工事を手掛けるのは私たちです。工事の際にご近所の方と何かトラブルが起こった場合は私たちの責任だと考えております。ご近所の方が工事期間中に安心して生活を送るためにも、ご挨拶の際に私たちの連絡先をお渡ししています。担当者の名前、連絡先、住所が記載された名刺とともに、「街の外壁塗装やさん」のことをご理解いただくためにパンフレットをお配りしています。
工事に関する心配事やトラブルが起きた場合にすぐ対処できるように、ご心配やご不安を取り除くための「マイスター制度」も設けておりますので、よろしければ以下のリンクからご確認ください。
2. 工事の期間
ご近所の方が気にされるのは「工事の期間」です。一体どのくらいの期間、我慢すればよいのか終わりが見えているだけでも不安が解消されます。工事期間が分かっていれば、ご近所の方も外出などの計画を立てやすくなります。たとえば塗装の間は少し出かけてみたり、洗濯物を室内干しに変えるというのも一例です。
また外壁や屋根の塗装前に行う高圧洗浄の作業中は、ご近所の方に洗濯物を外に干すことをご遠慮いただくケースもございます。工事内容・工事期間についてご近所の方に事前にお知らせしておくことは、押さえておくべき重要なポイントです。
ちなみに工事期間については必ず「予備日」を設定しております。外壁や屋根のリフォームや塗装は悪天候時には作業ができません。そのため工事期間の予備日についてもご近所の方にお知らせいたします。
外壁塗装・屋根塗装の工程
工事期間はこちら>>
3. 工事の開始時間と終了時間のお知らせ
工事の開始時間と終了時間をお知らせしておくことも非常に重要です。特に工事車両が入る場合、お子さまのいるご家庭では安全面も気になることでしょう。工事車両の出入りによってお子さまの事故につながらないか、工事の道具などに危険性はないかと不安に感じることもあるはずです。
外壁や屋根のリフォーム・塗装を行う際には、作業効率や仕上がりの美しさだけでなく、工事車両の通行などご近所の方への安全の配慮も必要です。「街の外壁塗装やさん」では作業中だけでなく、工事車両の通行など作業前後の安全性についても最優先に考えております。
4. 土日や祝日などの工事についてのお知らせ
「休日は家でゆっくりしたい」そう思っているときに騒音が隣から聞こえてきては台無しです。しかしお住まいのメンテナンスは大切ですから、ご近所の方々のご理解とご協力が必要不可欠です。そこで「街の外壁塗装やさん」では、事前に土日祝の工事日程をご近所の方々にお知らせするようにしています。
お休みの日の工事日程について事前にお知らせしておくことで、外出したり窓を開けずに過ごしたり、ご近所の方もそれぞれの対策を取っていただけるのです。
5. 施工内容についてのお知らせ
お子さまやペットのいるご家庭では外壁・屋根塗装のときに使う塗料についても気になるかもしれません。またどのくらい騒音が聞こえるのかも事前に分かっていれば対処できます。
街の外壁塗装やさんでは、工事の詳しい内容やご心配な点について、いつでもお応えする姿勢です。お渡しするパンフレットやリーフレットに問合せ先を記載しておりますので、ご挨拶のときにいつでもお気軽にお問い合わせいただけることをご近所の方々にお伝えします。
もしご挨拶の時にご近所の方がお留守の場合は、上記の件を記載したお手紙をリーフレットやパンフレットと一緒にポストに投函します。疑問点やご不明点などございましたらぜひお気軽に記載の電話番号までお問い合わせください。
工事中、ご迷惑をおかけするのに手ぶらは気が引けます。ちょっとしたものを…と思うのですが、お渡しするものは用意してもらえるのでしょうか。
お客様にご用意していただく必要はありません。街の外壁塗装やさんが責任をもって手配いたしますのでご安心ください。
おすすめはありますか?
自分たちでもご近所の方々へ配るものを用意したいのですが、何を渡すと喜ばれるのか分かりません。どんなものがよいでしょうか?
一般的に工事の際のご挨拶に持参する粗品に高価なものは必要ありません。相場でいうとだいたい500円~1000円くらいです。毎日の生活に欠かせない日用品・消耗品はほとんどの方に喜ばれるのでおすすめです。
ご挨拶のときに「お菓子」や「洗剤」をお選びになる方も多くいらっしゃいますが、こちらは好みがあるので実は評価が分かれます。ティッシュやトイレットペーパーは喜ばれますが、嵩張るところがやや難点です。そこでアルミホイルやラップ、ジップロックなどが喜ばれるのではないでしょうか。またゴミ袋が有料の地域では、ゴミ袋が喜ばれると伺ったことがあります。