品川区東大井にて、屋根の汚れが気になり綺麗にしたいので塗り替えを考えている、とご連絡をいただき現地調査へ伺いました。
スレート屋根全体に色あせや傷んでいる様子を確認。
特に日陰の時間が長い北側の屋根には、土を被ったような茶緑色が見えますね。細かく点検を行っていきましょう。
茶緑色の正体は苔です。屋根の広い範囲に生えており、塗膜を失った
表面がざらざらしています。
赤い丸で囲った部分には白いカビも発生していますね。
日光が当たる場所なのにカビが生えるの?と思われたかもしれませんが、日々ダメージを受け続けているスレート
は徐々に防水性が
失われ、
水切れが悪くなることで
カビが発生してしまいます。
スレート屋根に吸水させない為にも、屋根塗装で防水性を回復させることが本来の塗装の
目的です
。
スレート
屋根の塗装は
まず、高圧洗浄機で汚れや苔を綺麗に洗い流し乾燥させます。
その後、下塗り、中塗り、上塗りと最低3回の重ね塗りを行い仕上げます。
ここで重要なのは
、塗料でくっついてしまった
スレート屋根材の重なり部分に
必ず
隙間を作ることです。
この隙間は
結露の原因となる水蒸気や
、
屋根材の下に入り込んでしまった雨水を
室内に浸入させないよう排出させる大切な役割を担っています。
屋根の塗装は
美観だけではなく、
防水性を回復させ
水分の吸収を
防ぐとても大切な工程
なのです。
気付かないうちに棟板金が外れかけていることも・・・
つづいて
棟板金のチェックをしていきます。長い年月の間、強風に煽られ続けたことで棟板金を固定している釘が抜けかけていますね。
釘が緩んでいると
棟板金が浮いたり外れたりして、少しの風でもバタバタと揺れてしまうので室内にいても大きな騒音が天井から響いてしまいます。
現在は
棟板金が少し
浮いている状態で
すが、放っておくと釘が完全に抜け棟板金が
落下、といった被害にも繋がるため
早め
に補修を行った方が良いでしょう。
今回は棟板金
のビス増しうち補修後、屋根と一緒に棟板金も錆防止のため塗り替えを
ご提案させていただきました。
屋根全体のメンテナンスを定期的に
行うことで、雨水や台風に耐えられる頑丈な
屋根を維持していくことが大切です。
街の外壁塗装やさんでは
無料点検も行っていますのでお気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2021年09月10日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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