品川区豊町のお客様よりお問合せをいただき屋根の調査を行いました。
スレート屋根で一度塗り替えを行ったそうですが、10年もたたないうちに写真の通り表面がぼろぼろと剥がれてきています。お客様はあまり屋根を見ることはなかったそうですが、ある日ふと見上げたら屋根がひどい状態になっていて驚かれたそうです。
確かにこれではムラになっていて見た目が非常に悪いです。
塗膜が剥がれて白っぽいスレートそのものの地肌が見えています。これでは見た目だけではなく防水性にも大きな問題があります。スレートはそれだけでは水を吸う素材です。塗装をすることで保護しているのです。
全ての塗装がこのように剥がれてしまうわけではありません。スレートに施された塗装の多くはだんだんと色褪せるように劣化していきます。万一剥がれる部分があったとしてもここまで顕著なのは、前回の塗装工程に問題があったと思われます。
塗装はただ塗料を塗れば良いというものではありません。十分な下地処理をしたうえで、素材や状態にった塗料で塗ることが求められます。こうして剥がれてきてしまうのは、「下地を十分に洗浄していなかった」「下地処理や下塗りが適切でなかった」「十分乾燥しないうちに塗り重ねた」などがあげられます。
下地処理「ケレン」の大切さはこちら
再塗装するのであれば、一度浮いている塗膜を洗浄し、下地をきれいな状態にしてから、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗で仕上げます。釘が浮いている部分や小さなひび割れが起こっている部分もしっかりと補修をしてから塗装をしますのでご安心ください。またピカピカの状態になり防水性も取り戻すはずです。
街の外壁塗装やさんでは外壁だけでなく屋根塗装やお住まい全体のご相談を承ります。現状を確認し適切な工事方法をご案内いたします。お困りのことがあればまずはお問合せください。
記事内に記載されている金額は2023年01月27日時点での費用となります。
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