街の外壁塗装やさん熊本店です。
今回は熊本市南区にて、雨樋（あまどい）の塗装を行いました。
雨樋は屋根から流れ落ちる雨水を集めて地面に流す重要な部材ですが、意外と劣化しやすく、放置すると見た目も機能も損なわれてしまいます。
今回は、外壁・屋根と同様に「無機塗料」を使用し、長持ちする仕上がりを目指しました。
その施工の様子をご紹介します。
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まずはケレン作業からスタートです。
ケレンとは、塗装前に表面を軽くこすって整える作業のこと。サンドペーパーを使って行います。
雨樋の素材は「塩ビ（塩化ビニール）」で、非常にツルツルしているため、そのままでは塗料がうまく密着しません。
しかし、ケレンをすることで細かい傷がつき、その傷に塗料が入り込んで密着性がグッと向上します。
シーラーをローラーで塗布することにより、仕上げ塗料の密着力をさらに向上させ、より長持ちしやすい塗装に近づけます。
塩ビを使った雨樋は通常であればケレンをするだけで塗料が密着し、下塗りが不要なのですが、今回は劣化が進行していた為下塗りを入れることとなりました。
刷毛も使って細かい部分も塗り残しがないよう仕上げていきます。
中塗りが乾いたら上塗りです。
こちらも丁寧にローラー塗りし、全体に均一な光沢と厚みを持たせることで、見た目も美しく、耐久性の高い仕上がりとなります。
今回使用したのは、**ロックペイント社製「ハイパーリアクターコート無機」**です。
外壁や屋根でも同じ無機塗料を使用しており、耐用年数が非常に長いのが特徴です。
そのため、雨樋も同じグレードの塗料で仕上げることで、劣化スピードを合わせ、メンテナンス時期を統一しやすくなるというメリットがあります。
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記事内に記載されている金額は2025年07月31日時点での費用となります。
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