塗装工事をする前に現地調査をします。
屋根の塗装工事の場合は必ず屋根の勾配を確認します。
屋根の勾配が6寸以上だと一般的に急勾配と言われます。
急勾配の場合は屋根の上に立って作業する事が難しく危険が伴います。
また、屋根の上では風の影響を受けやすいので、安全面も考慮して屋根足場を設置します。
急勾配の屋根は雨水が溜まりにくく、雨漏れの心配が少なくなります。
雨が流れやすいので耐久性が高く、バランスよくデザイン性が高い屋根となります。
高圧洗浄を実施します。
高圧洗浄をしっかり施工しないと、下地が整っていない状態や汚れなどの不純物の上から塗装する事となり、早期の剥がれに繋がります。
隅々までしっかりと高圧洗浄を掛けて行きます。
高圧洗浄の次は鉄部の錆止め塗装になります。
棟板金、ケラバ板金(屋根の両端の斜めの箇所)、壁際の水切り板金は鉄部になります。
釘の浮きがないかを確認して、浮いていれば、釘を打ちつけます。
ケレン掛け(素地調整)を行います。
ここまで来れば次に錆止め塗料を塗布していきます。
下塗りを実施します。
今回は1液ベストシーラーを使用します。
下塗りをしっかり施工しないと、上塗り塗料の吸い込みムラが出てキレイに仕上がりません。
また、上塗り塗料の密着不良が起きると早期の剥がれにも繋がります。
下地(屋根材)の劣化が強い場合や、吸い込みが強い場合は下塗りを2回施工する場合もあります。
上塗り塗料を塗布していきます。
写真は中塗りの施工写真になります。
上塗り塗料は、1液プレミアムルーフシリコンを使用します。
1液プレミアムルーフシリコンの特徴は、ラジカルコントロール技術により、紫外線や水などの劣化要因から屋根を保護して、耐候性や耐久性に優れております。
上塗りを施工して行きます。
滑らかな塗膜を形成し、鮮やかな光沢が出ておりキレイに仕上がっていますね。
塗装が無事完了しました。
光沢が高く、鮮やかな色がキレイですね。
記事内に記載されている金額は2024年08月21日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。