モルタル外壁左官補修工事
前回お話した、モルタル外壁の左官補修工事の施工の様子の続きを、お届けいたします。
前回の様子・・・・のあらすじ
膨らみ、クラックがあるモルタル外壁です。こちらの補修部分を➡➡
機械で斫っていきました!なかなかの広範囲です。➡➡➡
綺麗に斫れたら、金槌を使ってモルタル外壁を撤去していきます。
■前回出たガラの量
前回、モルタル外壁を削った後、キレイに外していった後のガラです。結構な量ですね。トラックの荷台に入れて産業廃棄物として処理します!
防水紙の貼り付け
劣化したモルタルを綺麗に除去したあとは、バラ板の上に防水紙をエアータッカーで固定します。木造住宅の外壁は、モルタルやサイディングなどの外壁材が施工されます。そこに防水シートを下張り材として使用する事で、雨水の侵入を防ぐことが出来ます。
こちらはラス網(平ラスを使用)と言います。 ラス網とは、モルタルの剥落を防ぐために、モルタル下地として使用される金網の事です。モルタルに含まれる水分やアルカリ性に対応する為に、亜鉛メッキ鋼板を原料としたラス網が主流になっています。また、モルタルの厚みを確保する事によって、防火・耐震性能を大きく向上させることが出来ます。ラス網は、エアータッカ―でステープルを打ち付けます。
網が貼れたら、モルタル材料を作ります。前回もお話しましたが、モルタルは細骨材とセメントと水を混ぜて作られています。※細骨材とは全ての粒が10mm以下、そのうち85%が5mm以下の骨材 比重的には、水・砂・セメント➡1・3・6となります。
モルタル塗り作業
モルタル外壁のメリットは、仕上方にも種類があるので、デザインが比較的自由にできる点が優れています。また、左官仕上げなどの色々な風合い・質感に出来る点も優れています。サイディングやALCパネルなどは、パネルをつないで外壁を作っていきますが、モルタル外壁の場合は上の写真の様に継ぎ目がないので、仕上がりは綺麗で高級感のある仕上がりになります。1回目の左官仕上げの時は、コンクリートを大目に入れて硬めに仕上げます。そして、塗り方も凹凸のあるように仕上げます。2回目を塗る時に密着しやすいようにする為だそうです。
2回目のモルタル塗りです
一回目が硬化したので、2回目の上塗りをしています。
塗りたてです。
モルタル塗り完成!
硬化しましたね!あとは塗装して綺麗にします!
こちらの現場は私が担当しております
記事内に記載されている金額は2021年03月26日時点での費用となります。
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