サイディング外壁は目地のコーキングのメンテナンスも必要です
稲城市大丸でサイディング外壁の劣化を点検してほしいとご要望をいただき、点検してきました。一昔前まではモルタル外壁の住まいが主流でしたが、最近の家はセメント版を外壁に貼り合わせたサイディング外壁のお住まいが増えてきました。サイディング外壁は板を張り合わせて作っているので、板と板のつなぎ目が必ず発生します。このつなぎ目にはコーキング材(シーリング材とも言う
)を打って板がぶつかる緩衝材やつなぎ目からの浸水を防止する防水材としての役目を果たしています。このコーキング材は早いものだと3年、一般的には7~8年で劣化し、切れ目が入ったりしてしまいます。補修方法としては一度全て撤去してから新しく打ち直す必要がありますが、2階などにも及んでいるため足場を架けたときに作業することがオススメです。
今回のコーキング目地には竪樋が設置されていました
写
真を見ていただくと縦向きの雨樋(竪樋
)が取り付けられているのがわかりますが、今回の竪樋は先ほど紹介したコーキングの目地の部分に取付金具が打ち込まれている造りをしていました。この造りの場合、コーキングを打ち換えようと思うと竪樋を取り外す必要が出てきます。塩化ビニルの一般的な雨樋であれば脱着も容易ですが、今回使われていた雨樋はアルミ製のものでした。錆びない金属であるアルミの雨樋は太陽年鵜数が長く高級な雨樋ですが、このように脱着の必要があると変形してしまう可能性が高く、基本的には再利用ができません。外壁に設置していればこのような問題も起きなかったので、メンテナンス
性をあまり考えなかった造りと言わざるを得ません。
北面などには苔・藻の発生が見受けられました
日当たりのよい南面などではあまり見かけませんが、北面などの日当たりの悪い面では外壁に苔や藻が発生していることがよくあります。今回のお住まいでも同様に北面では藻の発生がありました。藻が発生すること言うことは外壁の撥水性が失われてきているサインなので、再塗装によるメンテナンスがオススメです。高圧洗浄でご自身で綺麗にされる方もいらっしゃいますが、高圧洗浄は外壁の表面を削り取ってしまい、かろうじて残っていた撥水性を完全になくしてしまうことに繋がりかねません。そうなると、直ぐに汚れる外壁になってしまうため、外壁からのサインがでていたら、塗装のメンテナンスを検討していただければと思います。
私たち街の外壁塗装やさんでは、新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用や手指の消毒を徹底して実施しています。お問い合わせの際はご安心していただければ幸いです。
記事内に記載されている金額は2021年06月11日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。