雨漏りは建物に様々な問題を引き起こす可能性があります。経年劣化や自然災害、施工不良などの要因によって起こる雨漏りは、少しの雨水でも建物内に浸入し、損傷や劣化を引き起こす可能性があります。雨漏りの被害が軽いと感じても、放置することは避けるべきです。放置すると被害が拡大し、修理費用も増える可能性があります。
また、雨漏りが発生する原因は屋根だけでなく、窓枠や外壁、ベランダなども関与していることがあります。特に天窓部分からの雨漏りは、天窓の枠周りのシーリングの劣化や屋根材との取り合い部分の劣化・不具合が主な原因です。天窓の耐用年数は約25年であり、経過している場合は交換が必要です。天窓の交換に際しては、設置に使用されている部材（ゴムパッキン）なども含めて全体のメンテナンスを考慮する必要があります。
雨樋からの雨水の溢れも雨漏りの問題です。雨樋の不具合によって雨水が溢れると、建物周辺の地盤や基礎に損傷を与える可能性があります。そのため、雨樋の定期的なメンテナンスも重要です。
「天井や壁に、なんだかシミができているなぁ…」と思ったこと、ございませんか？こんな状態を発見したら要注意です。というのも、室内に雨漏りするということは、天井内で既に雨漏りがかなり進行してしまっている状態だからです。
屋根からの雨漏りは、建物の耐久性を脅かすだけでなく、室内に浸入した雨水が家具や家電を濡らしたり、カビを繁殖させたりする実害が出てしまいます。被害が拡大してしまう前に、気が付いた時点で修理を行なうことをお勧めいたします。
屋根補修を検討するきっかけとして特に多いのが雨漏りです。台風や強風によって屋根の一部がめくれたり、瓦や金属屋根が剥がれたりすることがあります。大きくめくれていれば修理が必要ですが、多少のめくれでも放置すると雨の流れが変わり、雨漏りのトラブルに発展する恐れがあります。
赤外線カメラは、一般的な戸建て住宅のみならず、ビルの雨漏り調査や断熱性調査に活用されています。赤外線カメラは雨漏りの原因や断熱材の問題を特定するのに役立ちます。なぜなら、赤外線カメラの画像は、熱が色に変換され、建物の断熱性を可視化してくれるからです。これにより、断熱材の不備や熱の逃げを防ぐことができます。赤外線カメラは、雨漏りや断熱性の問題を早期に発見し、適切な対策を取るために重要なツールです。
散水試験の実施は、雨漏りの原因を特定するために行われます。雨水がどこから入ってくるのかを確認するために、屋根の隙間や割れ、部品の飛散などを調査します。これらの問題は目に見えにくいため、屋根に登って調査する必要があります。散水試験は、屋根に水をかけて漏れる箇所を特定するために行われます。この試験によって、雨漏りの原因を正確に特定し、適切な修理方法を提案することができます。
屋根カバー工事は、既存の屋根の上に新しい屋根を載せる工法です。この方法では、屋根を二重にするため、重ね葺きとも呼ばれます。解体や廃材処理が必要な部分は少ないため、費用が比較的安くなります。また、2004年以前に建築された建物にはアスベストを含む建材が使用されていることがありますが、屋根カバー工法は廃材がほぼ出ないため、このような建物にも適しています。工期も短く、通常の生活に戻ることが早いため、利便性も高いです。費用の目安は、80万円～150万円ほどです。
屋根葺き替え工事は、既存の屋根材を取り除き、新しい屋根材を葺き直す工事です。普段お手入れの難しい野地板や防水紙と呼ばれる屋根下地も同時に補修したり、新しいものと交換することが可能ですので、長期に渡り雨漏りの心配を無くすことができます。また、この工事により、屋根の重量を減らし、耐震性を向上させることができます。さらに瓦屋根から軽量な屋根材に変更することも可能ですので、防災をお考えの方にお勧めの工事です。費用の目安は、150万円～200万円ほどです。
街の外壁塗装やさんでは、外壁だけでなく屋根工事も承っております。屋根カバー工事や屋根葺き替え工事といった大規模な屋根リフォームから、屋根の部分補修や応急処置・雨養生といった小規模な補修まで承っておりますので、お気軽にご相談ください！
記事内に記載されている金額は2023年09月10日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。
