突然家にやってきた訪問業者から「屋根の漆喰が剥がれていますよ」
「このままだと雨漏りします」
などと指摘されると、不安になってしまうものです。
しかし、こうした指摘をそのまま信じてすぐに工事を依頼するのは危険です。屋根の漆喰の劣化は確かに放置すべきではありませんが、適切な判断をしないと不要な工事にお金をかけることになりかねません。
ここでは、訪問業者に漆喰について指摘されたときの適切な対応について解説します!
そもそも屋根の漆喰とは?

漆喰(しっくい)とは、瓦屋根の棟(むね)の部分に塗られている白い材料のことです。主に以下の役割を持っています。
瓦の固定:棟瓦(屋根の一番高い部分の瓦)をしっかり固定する
雨水の侵入防止:漆喰が瓦の隙間を埋め、雨水の侵入を防ぐ
屋根の耐久性向上:棟の内部にある葺き土を守り、長持ちさせる
漆喰は長年の風雨や紫外線によって徐々に劣化し、ひび割れや剥がれが発生することがあります。
瓦の固定:棟瓦(屋根の一番高い部分の瓦)をしっかり固定する
雨水の侵入防止:漆喰が瓦の隙間を埋め、雨水の侵入を防ぐ
屋根の耐久性向上:棟の内部にある葺き土を守り、長持ちさせる
漆喰は長年の風雨や紫外線によって徐々に劣化し、ひび割れや剥がれが発生することがあります。

しかし、すぐに雨漏りにつながるわけではありませんので、状況をしっかり確認してメンテナンスをすることが大切です!
訪問業者に指摘されたときの注意点

訪問業者の中には、必要のない工事を勧める業者もいます。そのため、以下の点を意識して対応しましょう。
① 屋根に上らせない
訪問業者に「屋根の漆喰が剥がれてますよ!」と指摘された際、安易に屋根に上らせるのは避けましょう。悪質な業者の場合、点検と称して屋根に上がり、わざと漆喰を崩したり、写真を加工して不安を煽るケースがあります。
また、屋根に上らせると、実際の劣化状況を確認しないまま不要な工事を勧められる可能性もあります。
訪問業者が「無料で点検します」と言っても、その場で即決せず、名刺や会社情報を確認し、慎重に対応しましょう。不必要な工事を避けるためにも、まずは冷静に状況を判断することが大切です!
② すぐに契約しない!具体的な説明を求める
訪問業者に「このままだと雨漏りしますよ」などと指摘されても、焦ってその場で契約しないことが重要です。悪質な業者は、不安を煽って即決を迫ることが多く、不要な工事や高額な請求につながる可能性があります。
まずは冷静になり、具体的な説明を求めましょう。
「どの部分が劣化しているのか」
「どのような工事が必要なのか」
「修理しないとどのような影響があるのか」
など、詳細を確認することが大切です。また、見積書を出してもらい、相場と比較するのも有効です。
信頼できる専門業者に点検を依頼し、本当に修理が必要かを判断しましょう。
すぐに契約せず、慎重に対応することがトラブルを避ける鍵となります!
③ 第三者の専門業者に点検を依頼する
訪問業者だけの話を鵜呑みにせず、信頼できる屋根業者に点検を依頼しましょう。
地元の工務店やリフォーム会社など、評判の良い業者に見てもらうことで、適切な工事の判断ができます。
街の外壁塗装やさんにも、「近所で工事をやっているという業者に漆喰のことを指摘されてしまって不安」というご相談と点検の依頼を多くいただくのですが…実際に点検したところ特に異常はなく、営業のための謳い文句だった…というケースが多くあります。
不必要な工事を行わないためにも、まずは専門業者に依頼をして見てもらうようにしましょう!
地元の工務店やリフォーム会社など、評判の良い業者に見てもらうことで、適切な工事の判断ができます。
街の外壁塗装やさんにも、「近所で工事をやっているという業者に漆喰のことを指摘されてしまって不安」というご相談と点検の依頼を多くいただくのですが…実際に点検したところ特に異常はなく、営業のための謳い文句だった…というケースが多くあります。
不必要な工事を行わないためにも、まずは専門業者に依頼をして見てもらうようにしましょう!

漆喰の劣化が進んでいる場合の対応
実際に漆喰の劣化が進んでいる場合は、以下の修理方法があります。
漆喰の補修
剥がれている部分が一部であれば、そこだけを塗り直す「部分補修」で済むことが多いです。
費用も比較的安価で、相場は1mあたり3,000~5,000円程度です。
費用も比較的安価で、相場は1mあたり3,000~5,000円程度です。
漆喰の詰め直し

劣化が広範囲に及んでいる場合、古い漆喰を撤去し、新しい漆喰を詰め直す工事が必要です。
これは「漆喰の詰め直し」と呼ばれ、相場は棟全体で10万円~30万円程度です。
部分的な詰め直しも可能ではありますが、一ヵ所が剥がれていたら他の部分も耐用年数を迎えている…ということが考えられます。メンテナンスの手間を減らすことを考えると、全体的に詰め直しを行ったほうが経済的にはお得です。
これは「漆喰の詰め直し」と呼ばれ、相場は棟全体で10万円~30万円程度です。
部分的な詰め直しも可能ではありますが、一ヵ所が剥がれていたら他の部分も耐用年数を迎えている…ということが考えられます。メンテナンスの手間を減らすことを考えると、全体的に詰め直しを行ったほうが経済的にはお得です。
棟瓦取り直し工事

漆喰の劣化だけでなく、棟瓦自体がズレている場合は、棟瓦の取り直し工事が必要になることがあります。
これは大掛かりな工事で、相場は50万円以上になることもあります。
これは大掛かりな工事で、相場は50万円以上になることもあります。
訪問業者を信用できるか判断するポイント
もし訪問業者が修理を勧めてきた場合、以下のポイントで信頼できる業者かを判断しましょう。
✅ 「今すぐ工事しないと大変なことになる!」と煽らないか
✅ 見積書の内容が明確で、費用の説明が丁寧か
✅ 会社の所在地や連絡先が明確で、実績があるか
✅ 強引な契約を迫らないか
これらのポイントに当てはまらない場合、その業者は避けた方が良いでしょう。
✅ 「今すぐ工事しないと大変なことになる!」と煽らないか
✅ 見積書の内容が明確で、費用の説明が丁寧か
✅ 会社の所在地や連絡先が明確で、実績があるか
✅ 強引な契約を迫らないか
これらのポイントに当てはまらない場合、その業者は避けた方が良いでしょう。
まとめ
訪問業者に「屋根の漆喰が剥がれていますよ!」と指摘された場合、すぐに契約せず、まずは状況を確認することが大切です。漆喰の劣化は徐々に進むため、適切なタイミングで適切な工事を行うことが重要です。
✅ まずは焦らず、第三者の業者に点検を依頼する
✅ 訪問業者の話を鵜呑みにせず、工事内容と費用をしっかり確認する
✅ 必要のない工事を避けるため、冷静に判断する
訪問業者による屋根修理のトラブルは全国で多発しています。適切な判断をして、無駄な出費を防ぎましょう!
✅ まずは焦らず、第三者の業者に点検を依頼する
✅ 訪問業者の話を鵜呑みにせず、工事内容と費用をしっかり確認する
✅ 必要のない工事を避けるため、冷静に判断する
訪問業者による屋根修理のトラブルは全国で多発しています。適切な判断をして、無駄な出費を防ぎましょう!

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瓦屋根でお困りの方や、訪問業者に指摘されて不安を抱えている方は、ぜひ一度街の外壁塗装やさんまでお問合せください。
街の外壁塗装やさんではお住いの点検や、リフォームが必要な場合はお見積りの作成まで無料で承っておりますので、お気軽にご相談いただければと思います(^_^)/
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記事内に記載されている金額は2025年02月21日時点での費用となります。
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