「ケラバ」とは、切妻屋根などの屋根の端(側面部分)を指す部位で、屋根の構造を保護する大切な役割を担っています。
具体的には、雨や風の吹き込みを防ぐほか、屋根材のずれや破損を防止する補強材としても機能しています。
住宅の外観にも影響する部分なので、美観の観点からも大切にしたい箇所です。
しかし、屋根の先端に位置しているため、風雨や紫外線の影響を強く受ける部位でもあります(>_<)
そのため、年月が経つと板金の浮きや釘抜け、腐食などの劣化症状が発生しやすく、放置していると雨漏りや屋根材の飛散といった重大なトラブルを引き起こしてしまうことも…。
ケラバの劣化は、次のような症状として現れます。
・ケラバ板金の浮き・めくれ
・釘やビスが抜けている
・板金のサビや腐食
・雨漏りの発生
・屋根材のズレや落下
こうした状態を見つけた場合は、できるだけ早めの補修対応が必要です。
小さな不具合を見逃してしまうと、台風や強風時にケラバ部分が飛散してしまう可能性があり、周囲への被害や屋根全体の修理につながるケースもあるので要注意です。
ケラバ補修は、劣化の程度や屋根材の種類によって対応方法が異なります。よく行われる補修方法には次のようなものがあります。
・板金の再固定・交換:浮きや釘抜けがある場合に行います
・ビスの打ち直し・シーリング:防水性を高めるための処置です
・木下地の補修:腐食している場合は下地ごと交換が必要です
補修の費用は、軽度な補修で数万円~、下地からの交換で10万円以上かかることもあります。
状態の悪化を防ぐためにも、定期的な点検と早めの対応が結果的にコストを抑えるポイントになります(^^♪
ケラバは、屋根を支える大切な部位のひとつです。見た目は地味かもしれませんが、雨風から屋根材を守るという大きな役割を担っています。
だからこそ、早期発見と適切な補修がとても大切です。
ケラバの補修は屋根の高所作業となるため、ご自身で行うのは非常に危険です。
無理な補修は落下事故のリスクだけでなく、かえって屋根全体にダメージを与えてしまうこともあります。
そのため、専門知識と経験のある業者へ点検・補修を依頼することが大切です。
街の外壁塗装やさんでは、屋根の無料点検を実施しており、ケラバだけでなく屋根全体の状態もチェック可能!
適切な補修内容を分かりやすくご説明いたしますので、ぜひお気軽にご相談くださいね(^^)/
記事内に記載されている金額は2025年06月04日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。