市原市国分寺台中央にお住いのお客様より外壁塗装のご相談をいただき現地調査へ伺いました。築14年近くになるとのことで、外壁塗装の検討を始められたそうです。外壁材は窯業サイディングが使用されておりました。今回は外壁の点検結果をご報告いたします。
縦方向の隙間と横方向の隙間
外壁に縦方向・横方向の隙間があることを(1枚目)確認しました。外壁で使用される窯業サイディングの9割以上は横張りのサイディングです。横張りのサイディングの継ぎ目(横方向)は、地震などの揺れや経年等により、塗膜にヒビ割れが発生します。横張りの場合、サイディング同士をはめ込むよう少し重ねて設置していきますので、通気のためにも必要以上にシーリングで埋める必要はありません。サイディングの縦方向にはシーリング処理が施されています。縦方向のシーリングは、継ぎ目の隙間を埋めるだけでなく、建物の収縮でズレが生じても、弾力性があることで吸収してくれる働きをしています。経年劣化によりシーリングが劣化してくると、弾力性が失われ、ひび割れなどが発生します。
外壁にサイディングごと盛り上がっている部分(2枚目)を確認しました。これは、サイディングの反りが発生しているということになります。サイディングの裏に敷く下地材の縦胴縁(たてどうぶち)にサイディングを固定し、縦の継ぎ目にシーリング処理を行いますが、反りが強くなるにつれ強度が保てなくなった釘やビスが浮いてきてしまいまうのです。他の部分より盛り上がって浮いたように見える場合は、反りが発生しているということになります。縦方向の隙間や、反りが発生している場合は、雨水が浸入しやすくなります。早急な対処が必要な状態です。
シーリングの劣化
シーリングの耐用年数の目安は5-10年です。シーリングのメンテナンス方法には、シーリングを補充する「増し打ち」と、古いシーリングを取り除き、新しく入れ替える「打ち替え」があります。劣化の主な症状には、ヒビ割れや剥離(はくり)、破断(はだん)や欠落(けつらく)等があります。劣化しやすいシーリングは、大掛かりな修復工事に至る前に、ひび割れなどを見付けた場合は早めに補修することが大事です。
シーリング補修と外壁塗装のご提案
使用するシーリング材はオート化学工業のオートンイクシードです。ホームセンター等で販売されているシーリング材は、安価ですが耐用年数は短いです。しかしオートンイクシードは塗料の耐久性に合わせたメンテナンスが出来るよう、20年超の耐久性を持っています。また独自のLSポリマーを配合することで外壁材の黒ずみの原因にもなる可塑剤を含まずに高い柔軟性を保持しています。綺麗と安心が長く続くシーリング材です。私たち街の外壁塗装やさんでは、引き続き新型コロナウィルス対策を行っており、マスク着用の必須・ソーシャルディスタンスにより、お客様やスタッフの安全管理を徹底致します。
記事内に記載されている金額は2022年02月25日時点での費用となります。
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