また、ケレン作業は規模や使用する器具によって第1種～4種に分類されています(#^^#)
今回は、ケレン作業の重要性をはじめ、ケレンの種類・それぞれの特徴をご紹介いたします。
簡単に言えば、塗装する部分を綺麗にする作業です(#^^#)
旧塗膜や錆、汚れは新規に施す塗膜と塗布面の密着度を低下させ、塗膜の寿命を大きく低下させます(>_<)
塗料の寿命を最大限延ばす為にも、塗布面の密着度を向上させるケレンは非常に重要な工程です！
さらに、この言葉は歌舞伎用語の「外連味（けれんみ）」という言葉とも結びつき、強調や装飾の意味合いも含まれるようになりました。
現在では、塗装技術の進歩と共にケレンの方法や使用される工具も変化しています！
使用される工具や機械、作業の規模によってケレンは4種類に分類されています(^^)/
ケレンは、規模・使用される器具により第1種～4種まで分類されます。
以下にそれぞれの特徴をご紹介致します。
| ケレンの種類 |
説明と適用場面 |
| 1種ケレン |
粒子状の無数の研磨材を投射するブラスト処理などが用いられ、金属面を完全に露出させます。最も規模の大きいケレンの種類です！
適用場面:
大型の構造物の施工において腐食が著しい場合 |
| 2種ケレン |
建物の表面に占める錆や古い塗膜の範囲が30%以上ある場合に適用され、錆や旧塗膜を除去します。ディスクサンダー、ワイヤーブラシなどの電動工具が使用されます。
適用場面:
錆の状況が深刻な場合 |
| 3種ケレン |
皮すきや研磨材を使用して部分的な錆や塗膜異常のみ除去し、旧塗膜の中でもまだ密着度を保っている「活膜」を残します。
適用場面:
一般的な鉄部・木部塗装の場合 |
| 4種ケレン |
軽い目荒しや清掃などによって、汚れの除去・目荒しを行います。最も規模の小さいケレンです！
適用場面:
塗布面のダメージが少ない場合 |
写真は、千葉市稲毛区小仲台のお客様よりご依頼頂いた、鉄骨階段の塗装工事におけるケレン作業の様子です。
皮すきを使用している事から、ケレンの種類で言えば第3種と言えますね(^^♪
ケレンの種類は、第４種が最も規模が小さいケレンの種類とされ、1種に近づく程ケレンの規模が大きくなっていきます！
特に第1種で行われるブラスト処理は騒音・粉塵などの周囲への影響も大きく、一般的な住宅の工事ではほぼ行われません。
ビル・橋の建設・メンテナンス等の大規模な工事で行われます！
一般的な住宅のケレン作業では第1種～第3種までが選択肢となりますが、ケレンの種類は施工箇所によって適切に選択される必要があります！
最適なケレンの種類を選定できる技術・知識が豊富な施工業者に依頼する事が大切です(^^)/
続いて、下地調整にケレン作業を実施した金属ドア塗装の施工事例をご紹介させて頂きます！
外壁塗装・屋上防水工事と併せて、金属ドアの塗装工事をI様よりご依頼いただきました(^^)/
鉄製のドアの塗膜は色褪せており、錆も生じている状態でした(>_<)
旧塗膜・錆を研磨剤によって除去していきます。
鉄部は表面がツルツルとしている上、熱収縮も生じやすい事から塗膜が剥がれやすいです！
表面を綺麗にしつつ、細かい傷をつけて塗膜の
密着性を最大限高めます(#^^#)
鉄部ならではの特徴ですが、下塗りには
錆止め効果があるものを使用します！
錆の発生を完全に止めるものではありませんが、抑制効果は非常に大きいです。
上塗りには、
シリコン系万能塗料「ファインSi」を使用させて頂きました！
鉄部に限らず、木部にも使用できるまさに万能な塗料です(^^
外壁塗装・屋上防水工事と併せて、金属ドアの塗装工事が完了しました！
ケレン作業は主に鉄部・木部へ塗装を行う際の下準備として、旧塗膜・錆・汚れを取り除く工程を指します！
ケレンを行わずに塗装を施してしまいますと、塗布面と塗料の密着度が低下する事でボロボロと剥がれてきてしまう事態を招きます(>_<)
その為ケレン作業は、塗装の成功・失敗を左右すると言っても過言ではない非常に大切な工程です。
私達、街の外壁塗装やさんは今まで数多くの塗装工事に携わってきました。
もし、塗装メンテナンスをご検討されている方がおられましたら、ぜひお問合せ下さい。
点検からお見積りの作成まで無料にて承っておりますのでご安心ください(^^)/
記事内に記載されている金額は2024年03月27日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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