
こんにちは!街の外壁塗装やさん静岡焼津店です。
今回は、藤枝市にお住まいのお客様から外壁塗装と住宅のメンテナンスについてご相談をいただき、現地調査にお伺いしました。
今回のお住まいは築約35年。前回の外壁塗装は2010年12月に行われており、それから約15年が経過していました。
お客様が特に気にされていたのは、木製の破風板の塗装剥がれ、ベランダ屋根の雨樋の不具合、そして外壁表面の劣化です。
築年数や前回の塗装からの経過年数を考えると、そろそろ塗り替えを検討したい時期ですが、実際にどの程度のメンテナンスが必要なのでしょうか。
今回は、現地調査で確認できた劣化症状と、それぞれに適した補修方法について詳しくご紹介します。
外壁はALC!築35年のお住まいの状態を確認

今回のお住まいには、ALCと呼ばれる外壁材が使用されていました。
ALCとは、内部に細かな気泡を含んだ軽量気泡コンクリートのことで、断熱性や耐火性に優れた外壁材です。
一方で、ALCは水分を吸収しやすい性質を持つため、表面の塗装によって雨水の浸入を防ぐことが大切です。
外壁の塗装が劣化した状態を長期間放置すると、雨水が外壁内部へ浸入し、建物の耐久性に悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、ALC外壁では塗膜の状態だけでなく、外壁の継ぎ目に施工されているコーキングの状態も重要な確認項目になります。
今回の調査では、外壁材そのものに致命的な劣化は見受けられませんでした。
築35年という年数だけを見ると大掛かりな補修が必要と思われるかもしれませんが、実際の劣化状況は建物によって大きく異なります。
私たちは築年数だけで判断せず、現在の状態を確認したうえで、必要なメンテナンスをご提案することを大切にしています。
外壁全体にチョーキングが発生!塗り替えのサインとは?


外壁を手で触ると、塗料の色が粉状になって付着することがあります。
この現象を「チョーキング」と呼びます。
塗装は長年にわたって紫外線や雨風にさらされることで、表面の樹脂成分が少しずつ劣化していきます。
その結果、塗料に含まれる顔料が粉状になって表面に現れるのがチョーキングです。
今回のお住まいでも、外壁全体にチョーキングが確認されました。
ただし、チョーキングの程度は5段階評価で等級3程度。塗装の艶が残っている箇所もあり、前回の塗り替えから約15年が経過していることを考えると、比較的良好な状態を維持していました。
チョーキングが発生しているからといって、すぐに雨漏りが起こるわけではありません。
しかし、塗膜の劣化が進んでいることを示すサインであるため、今後のメンテナンスを検討する目安になります。
大切なのは、劣化が深刻になってから補修するのではなく、建物の状態が良好なうちに適切なメンテナンスを行うことです。
コーキングにひび割れを確認!全面打ち替えは必要?

LC外壁の継ぎ目には、コーキングと呼ばれるゴム状の防水材が施工されています。
コーキングは外壁材同士の隙間を埋め、雨水の浸入を防ぐ重要な役割を担っています。
今回の調査では、コーキング部分の塗装表面にひび割れが確認されました。
一般的に、コーキングのひび割れは防水性能の低下につながる場合がありますが、今回は少し状況が異なっていました。
詳しく確認したところ、コーキング自体には弾力が残っており、大きな劣化は見受けられませんでした。

また、以前から存在していた塗膜のひび割れについても、著しく進行した様子は確認されませんでした。
このことから、今回のひび割れはコーキングそのものの劣化というより、表面の塗膜が硬くなり、動きに追従できなくなったことが原因と考えられます。
そこで今回は、コーキングの全面打ち替えは必要ないと判断しました。
劣化している箇所のみを補修し、状態に応じて「増し打ち」や「打ち替え」を使い分ける方針です。
増し打ちは既存のコーキングの上に新しい材料を充填する方法、打ち替えは古いコーキングを撤去して新しく施工する方法です。
どちらが適しているかは、既存の状態や施工箇所によって異なります。
すべてを新しくすることが、必ずしも最善のメンテナンスとは限りません。
必要な補修を見極めることで、工事費用を抑えながら建物の保護につなげることができます。
木製の破風板は塗装が剥離!板金カバー工法をご提案

今回、お客様が特に気にされていたのが、破風板や鼻隠しの塗装剥がれでした。
破風板とは屋根の側面に取り付けられた部材で、鼻隠しは雨樋が取り付けられる軒先部分の部材です。
今回のお住まいでは、どちらにも木材が使用されていました。
木材は湿度や気温の変化によって膨張と収縮を繰り返すため、表面に施工された塗装が剥がれやすい特徴があります。
もちろん、適切な下地処理と塗装を行うことで塗膜の耐久性を高めることはできます。
しかし、木材そのものの動きを完全に止めることはできないため、将来的な塗膜剥離のリスクをなくすことは困難です。
そこで今回は、お客様からもご相談いただいていた「板金カバー工法」をおすすめする予定です。
板金カバー工法とは、既存の木製部材の表面を金属板で覆うメンテナンス方法です。
今回は、耐食性に優れたガルバリウム鋼板を使用する方法をご提案します。
工場で塗装された鋼板を使用するため、現場での塗装が不要となり、木部塗装の剥離を繰り返す問題の軽減が期待できます。
ただし、既存の木材に腐食などがある場合は、カバーする前に適切な補修が必要です。
目先の工事費用だけでなく、将来の塗り替えや補修の負担まで考えることが、住宅メンテナンスでは重要です。
ベランダ屋根の雨樋から水漏れ!原因を詳しく調査

続いて確認したのは、ベランダ屋根に設置されている雨樋の不具合です。
お客様からは、雨樋が破損していることや、雨水があふれてしまうことについてご相談をいただいていました。

現地調査では、横樋の広い範囲に雨だれの跡が確認されました。
さらに、竪樋の補修箇所付近では、前日の雨によるものと思われる漏水も確認できました。
これらの状況から、雨水を排出するドレンと呼ばれる排水口、もしくは竪樋の補修箇所付近に詰まりが発生している可能性が考えられました。
雨樋から水があふれると、必ずしも雨樋そのものが壊れているとは限りません。
落ち葉や土などが排水経路に詰まり、正常に水が流れなくなっている場合もあります。
今回のベランダ屋根は、構造上、排水口を清掃するためにポリカーボネート製の屋根材を一度取り外す必要があると考えられました。
ちょうどお客様からポリカーボネート波板の交換についてもご相談をいただいていたため、屋根材の交換に合わせて雨樋内部の清掃を行う方法をご提案します。

また、雨樋については破損している部分のみを交換し、外れているだけで破損の見られない竪樋は再利用する方針としました。
このように、複数の工事をまとめて行うことで、作業の重複を減らせる場合があります。
必要な工事を見極めることが大切です
今回の藤枝市での現地調査では、外壁全体にチョーキングが見られたものの、外壁材そのものには致命的な劣化が確認されませんでした。
また、コーキングについても全面打ち替えは不要と判断し、部分補修をご提案します。
一方で、繰り返し塗装剥離が発生する木製破風板については、長期的な維持管理を考慮して板金カバー工法をおすすめする予定です。
住宅のメンテナンスで大切なのは、悪くなっている部分をすべて交換することではありません。
今の建物に何が必要なのか、そして今後どのように住まいを維持していきたいのかを考えることです。
街の外壁塗装やさん静岡焼津店では、現地調査で確認した劣化症状をできるだけわかりやすくご説明し、必要な工事とその理由をお伝えしています。
「前回の塗装から10年以上経過しているけれど、まだ塗り替えなくても大丈夫?」
「木部の塗装が何度も剥がれて困っている」
「外壁塗装と一緒に雨樋や屋根も直したい」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
藤枝市・焼津市・島田市・吉田町など、志太榛原地域のお住まいのメンテナンスについて、建物の状態に合わせたご提案をさせていただきます。
大切なお住まいをこれからも安心して使い続けられるよう、地域の塗装専門店としてお手伝いいたします!
記事内に記載されている金額は2026年10月09日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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