
「築11年でそろそろ外壁の塗装を考えており、お見積りをしてほしい」とご相談がありました。お家の診断・お見積りを行ったところ、工事をすることになりました。
施工内容
外壁塗装 シーリング打ち替え 部分塗装 足場工事
使用材料
日本ペイント【外壁】パーフェクトトップ 【軒天】水性ケンエース【付帯部】ファインパーフェクトトップ
工事費用
¥950,000 (塗装・シーリング・足場込み)
外壁の種類は、窯業系サイディングといって、最も普及しているの人気の高い外壁材になります。
外壁材同士のつなぎ目や窓枠周りの隙間にシーリングがあることにより、雨水の侵入などを防いでいます。
施工前の状態は、塗膜の色褪せが見られ、劣化のサインでもあるチョーキング(手で触ると白い粉がつく)現象がありました。
また、シーリングにひび割れの劣化症状がありましたので、塗装・シーリング工事を行うことになりました。

塗装前に行う工事の工程で、高圧洗浄機を使用して汚れ、コケ・カビ等の汚れ旧塗膜を洗い流していきます!
洗浄作業で、しっかり汚れを洗い流さないと綺麗に仕上がらないだけでなく、塗装面の密着性が悪くなり耐久性に大きな影響を与えてしまいます(>_<)!
汚れが詰まりやすい雨樋や、土間の汚れも洗い流していきます。
目地や窓枠周りのシーリングが劣化していました。
シーリングの役割は、
〇雨水の侵入を防ぎ、建物内部を保護します。
〇建材同士が地震等でぶつかりあうのを防ぎ、クッションの役割をします。
〇外壁の隙間を塞ぐことで、外気の侵入を防ぎ、室内温度を維持します。
シーリング材は紫外線などの影響により、ひびや亀裂、剥がれなど劣化しますので、定期的にメンテナンスが必要です。
このまま放っておくと、劣化が進行しシーリングが剝がれてしまったり、雨水が侵入してしまう恐れもあるので、打ち替え工事を行います。
今回は、
打ち替え工事になりますので、
既存のシーリング材を撤去します。
シーリングには、『打ち替え工事』『増し打ち工事』があります。
打ち替え工事は、既存のシーリング材を撤去して、新しいシーリング材を充填します。
(増し打ち工事は、既存のシーリング材の上から新しいシーリング材を充填します。)
養生してから、
接着剤のような役割をしてくれるプライマーを塗布します。
これで、
密着性を高めます!
シーリングガンを使用し、シーリング材を充填します。
填充したシーリング材をヘラで平らにならしていき、養生テープを剝がします、
鉄製の部材に錆止めを塗っていきます。
錆止め塗料を塗る前に、マジックロンという固いスポンジのようなもので、
ケレン作業をしました。
錆止めの前に、錆を落としたり、研磨し細かなキズをつけることで密着性を高めます!屋根の板金や雨戸、手摺り、フェンス、門扉などの鉄製でできた部材には、『ケレン作業+錆止め塗布』します。
その後、上塗り(2回塗り)で仕上げることで、部材を保護し、耐久性を高めることができます!(^^)!
塗らない部分に塗料が付着しないようにビニールで覆います。
『養生』といいます(^O^)/
養生は、このように、窓、ベランダ、玄関、表札、インターホンなど塗装をしない部分をカバーします。
外壁の下塗り作業です。
下塗りの役割は、
〇上塗り塗料との密着を高めます。
〇外壁材への塗料の吸い込みを抑えてくれるので、色ムラを防ぎキレイな仕上がりになります。
〇外壁材に合う塗料をを使用し、性能や耐久性を高めます。
今回は、
窯業系サイディングボードの塗り替えに最適な改修用下塗り材、日本ペイントパーフェクトサーフを使用しました。特許技術を取得しており、強固な付着性能で耐久性(密着・耐水)が実現できます(^^)/
また
下塗りから防カビ・防藻性能があります。
パーフェクトサーフは白色なので元々濃色のお家でも真っ白になりますので、
下地の隠ぺい性があり、どんな色でもきれいな仕上がりになります。
更に!!オススメできる特徴として、
微弾性能があるのです!!
微弾性能(=やや弾力を持つ塗料)があることにより、外壁に細かなひび割れがあったとしても追従し、ひび割れが表面にででくるのを防いでくれます。
外壁中塗り作業です。
まず、二階建て部分(上側)を塗りました。
今回の塗料は、
日本ペイントのパーフェクトトップを使用しております。
『ラジカル制御型塗料』といって、簡単にいうと「塗膜を破壊する物質(ラジカル)を制御することで長持ちさせる」塗料です。
そもそも、
ラジカルとは?塗料に含まれている白色顔料の「酸化チタン」が紫外線などの影響で発生する物質のことです。
塗料の樹脂を破壊するため、
塗膜劣化の大きな要因となります。外壁塗装でよく見られる「チョーキング現象」は、このラジカルが原因で起る塗膜劣化の代表的な症状です。
ラジカル制御型塗料には、この劣化原因であるラジカルの発生を抑えるために、「高耐候酸化チタン」や「外線吸収剤」、「光安定剤」の成分が配合されています。
次に一階部分(下側)を塗っていきます。
同じ日本ペイントのパーフェクトトップで、色はブラウンのj15-30Fを使用しました!!
ローラーや細かな部分は刷毛を使い、塗り残しがないように塗っていきます。
上塗りは、人目に触れる層となり、外壁の仕上がりのキレイさを決定づけます!
上塗りも中塗りと同じ塗料、日本ペイントのパーフェクトトップで塗っていきます。
中塗り・上塗りを塗ることで、
〇塗料に厚みを持たせることができ、ムラがなくキレイな仕上がりになります。
〇塗料本来の機能が発揮され、耐久性を向上させます(^^)

上塗り完了しました!(^^)!
高光沢で、艶々になってます!!
パーフェクトトップは、落ち着きのある艶消しや三分艶などの艶の調整も可能です。
外壁の塗装が完了しましたら、
付帯部塗装を行います。
付帯部とは、外壁・屋根以外の箇所のことです。
外壁と同様に付帯部も定期的に塗装を行わないと経年劣化が進み、見た目が悪くなるだけでなく破損したりしてしまう恐れもあるので塗装して保護してあげます。
雨樋・シャッターボックス・水切り板金は、日本ペイントファインパーフェクトトップ2回塗りで仕上げました。
高耐候酸化チタン光安定剤によるW効果で、耐候性を高めるラジカル制御技術により、塗りたての綺麗さを長期間保てます。また、防藻・防カビ機能や低汚染性も有しているため耐久性にも優れています(^^)/軒天は、水性ケンエースの2回塗りで仕上げました。
落ち着きのある艶消し塗料で、付着力が高く耐水性に優れております(^^)/
ツートンカラーで施工前は柔らかな印象でしたが、ブラウンとアイボリーでメリハリがでて、お洒落な仕上がりになりました。
街の外壁塗装やさん神戸店では、工事後も安心の保証と無料定期点検を行っております。「そろそろ塗装の時期かな?」と悩まれているお客様がいらっしゃいましたら、是非一度、ご相談くださいね!(^^)!外壁劣化診断士の田尻がお家の診断をさせていただき、アドバイスさせていただきます。気になる事などございましたら、些細なことでも構いませんので、お電話やメールにてお待ちしております。
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