
木更津市のお客様からご依頼を受け、ユニットバスの交換をいたしました。これまでのサッシは大きく、開口もありました。今回のサッシはそれよりも小さく、開口でH900×W900のものに変更になり、隙間ができてしまったので、そこを塞ぐ必要があります。下地を作って隙間を塞ぎ、窯業系サイディングを貼り付けました。これまでの商品は年数が経過しているので、既に販売されていません。今回は ケイミュー株式会社の窯業系サイディングを使用しました。EW12811Kカラーは、MWハイドホワイト色になります。意匠性は現在のサイデングに最も近い品になります。

サッシを取り付け、下地処置が終了しました。外壁の開口でした箇所は壁を作ると同時に、透湿防水シートを重ね張りに致します。サイデングと本体の壁の間に空気層を作るために、木材を打ち付けて胴縁にします。胴縁を打ち付けないと、サイディングと本体に入り込んで雨水や結露を取り逃がすことが出来なくなり、腐食の原因となります。

今回は外壁は少ない枚数ですので、モエン釘を手作業にて打ち付け致しました。枚数が多くなると、手作業とは行かずエアーコンプレッサーを使用した機械により打ち付けて参ります。釘は専用のもので、ステンレス素材で錆びにくいのが特徴です。留金を使用する横張りのサイデングもありますが、部分張替えですと留金が使用できず、釘止めになります。釘はサイディングの厚みにより長さも違い、今回はサイデングが15ミリ厚なので、B8745R400の釘です。長さは45ミリあり、ステンレスで非常に硬く作られています。

横張りサイディングは本来一番下の部分から貼っていき、徐々に上へと貼り増していきますが、今回は部分張替えで途中からですので、引っ掛けることはできません。引っ掛ける部分にはゴムによって止水がされていますが、部分張替えの場合は圧着が出来ないためコーキングにより止水処理をいたします。

ケイミュー株式会社の商品を貼り付けました。クボタと松下電工の会社が統合したため、古くなってしまった商品は無くなってしまい、似たものになりましたが、寸法などは一緒ですので、見た目には目立たなくなっています。お客様は事前に外壁塗装を施しているため、塗装を調色して工事後に塗装いたします。近付いてよく観察しなければ、違うサイディングが貼られているとは分からなくなるはずです。
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記事内に記載されている金額は2017年09月20日時点での費用となります。
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