サイデングの破損


袖ケ浦市の工場として使われている建物のオーナー様からのお問い合わせがありました。実は、こちらのお客様からのお問い合わせは2度目で、昨年も同じ状況でサイデングが破損してしまいました。今回は「以前とは違う場所のサイデングの破損がある」とのことです。お伺いしたところ、以前よりも破損箇所の増えています。
窯業系サイディングの破損は以前とは違う場所になり、ボードそのものが剝がれ落ちていました。下に落ちている破損部分を調べると、細かく割れた後がありました。サイディングはセメントに樹脂繊維をまぜたものになりますので、大きな衝撃でも破損することは少ないはずですが、今回の破損編は小さく分裂していました。
破損個所の検証

破損個所の検証をしていきます。破損個所はサイディングを固定していた釘周辺で、釘そのものは建物本体に全て残っていました。釘はサイディング専用のモエン釘というもので、釘の劣化などは起こりにくいものと言えます。工場なので下地は鉄骨で、その上に釘を打てるよう加工されています。少々劣化して錆が出ていましたが問題は無さそうです。
やはりサイディングの劣化で間違いは無さそうです。あちこちに砕けたサイデングが残っているため、サイディング自体が劣化し、強風に耐えれなくなり桟の場所ごとに割れてきた模様です。
仮設足場の設置


サイディングは丈夫と言ってもセメントですので水分が加わってしまうと、強度が落ちてしまいます。釘が打ち込まれていた部分は劣化に伴い、ヒビが入り割れてしまったのでしょう。サイデングはもちろん丈夫なのですが、表面の塗装が無くなると水分を吸収してしまい、強度が落ちていきます。表面の塗装は大切さなのです。
今回は養生するにも、工場ということもあり高所でしたので、まずは楔式仮設足場の設置が第一優先です。養生も気を付けて行わないとサイディングを破損させるほどの大風が吹く場所なので厳重に設置します。工事が始まるまでは雨や風などを養生でしのぎます。
記事内に記載されている金額は2017年12月24日時点での費用となります。
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