館山市北条にお住まいのお客様は、比較的海に近い場所にお住まいで、大風や台風などで海からの潮風で特に外壁など住宅に多くの塩害での被害を受けお悩みになっていました。外壁にはプリントトタンが主に張られていましたが台風時期が来るとすぐ錆が出てしまうとの事です。
現在の外壁よりも耐候年数が高い外壁が無いのかとご相談を頂きました。
塩害でお悩みなので耐候年数が高い資材が良いとの事ですが、塩害は防ぐことがなかなか難しく防ぐと言うよりは、錆びにくい物で少しでも持たせることが最善です。現在のトタンなどは主にガルバニュウム合板に変わり以前よりも錆びにくいのは確かです。ガルバニュウムはいくつかの層に分かれているため大きな層を貫く傷などが出来てしまえば錆は出てしまいます。ガルバニュウムと言いましても錆びないものではないので、塩害被害はどうしても出てしまいます。(カバー工法はこちらまで)
塩害に強い外壁資材では窯業サイディングなどもあります。窯業外壁は耐候年数は高いのですが、表面塗装が定期的に必要になります。現代建築の建物でしたら、建物の強度計算が取れていますので、重量があるサイディングなどでもよいのですが、お客様の住宅ですと軽量な物を取り付けた方が良いのかと思われます。
塩害は金属系の物だけとは限りません、木材なども塩害被害が出てきます。表面塗装なども塩害を受けますが木材も塩害により、表面が白化します、極端に乾燥しすぎてしまい、耐候年数を減らしてきてしまいます。白く変色してくると木材そのものの繊維が破壊され強度なども著しく低下してしまうので、注意が必要になります。
塩害は防ぐことは自然のことなので防ぐことはできません。耐候年数の高い商品でメンテナンス費用を抑えるか、耐候年数の低いのだがメンテナンス時期が短くなってしまって修理し続けるかは、お客様事態の判断となります。
記事内に記載されている金額は2019年06月29日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。