柏市増尾にて、
モルタル外壁を部分的に窯業系サイディングへと張替え工事を行いましたので、施工の様子を簡単にご紹介いたします。
こちらの写真は、既存のモルタル外壁の写真です。建物から張り出すように作られているベランダの外面の外壁の位置が少し下がってしまっているのが調査の際に確認できました。外壁が下がっているので笠木との間に隙間ができてしまい、雨が吹き込んでしまうリスクが高い状態でした。
お客様に状況を説明し、
サイディング張替え工事にご納得頂き工事をおまかせいただきました。
既存外壁の撤去を行いました。下地の木材に傷みが見られたので新しいコンパネを張り下地の補強を行いました。補強が完了したら、透湿防水シートを設置します。こちらのシートを設置する事で、湿気を通すシートなので通気を良くしてくれ、尚且防水効果もありますので必ず設置しましょう。新規サイディングには、ニチハのモエンサイディング(しぶき)をお選び頂きましたのでこちらを使用します。既存外壁との厚みを揃える為、金具止めではなくビス止めにて設置しました。
サイディング交換に伴い、サビが発生していた笠木板金も新しい物とします。笠木板金は、外壁に合わせて予め加工を済ませたものを使用し取り付けを行います。笠木の重なり部分には、シーチングを打ち重なり部分からの水の侵入を防ぎます。板金表面からも最後に仕上げでシーリングを行いますが、笠木同士の間にシーリングが挟んであるので2重の防水になっており安心です。笠木は、側面よりゴムパッキンの付いたビスで固定し作業が完了となりました。
サイディングが下がっている原因は、笠木からの雨漏りで下地が弱くなっていた事が原因だと思われました。雨漏りが発生しやすい部分になりますので、注意して確認する必要があります。
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記事内に記載されている金額は2021年10月01日時点での費用となります。
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