大田区東雪谷にて、窯業系サイディングに反りが発生してしまったというお住まいの点検に伺いました。早速、反りも含めてその他にメンテナンスの必要がある症状がないか確認していきます。
窯業系サイディングの反りが見られます
まずは問題の箇所を見ていきます。確かにサイディングに反りが発生して、隣りのサイディングと段差ができてしまっていますね。このような反りは、サイディングが吸水と乾燥を繰り返すことで生じる歪みが蓄積された結果生じるものです。放置すれば変形に耐えきれずサイディングが割れてしまうことがあります。2枚目の写真はチョーキングが発生している様子です。壁を触った手に粉が付いていますね。これは表面の塗膜が劣化しているサインで、塗膜が劣化したことで雨水が防げなくなったためにサイディングが吸水してしまったのでしょう。
シーリングの劣化も目立ちます
サイディングの目地に注目してみると、シーリングの劣化も見られます。さらにその付近ではサイディングを固定するビス穴から割れが生じているのも確認できます。シーリングが劣化したりサイディングが割れてしまうと外壁に隙間が生じてしまいます。この隙間から雨水が入りこむと雨漏りにつながってしまいますので、早めのメンテナンスが必要でしょう。
最適な工事をご提案!
窯業系サイディングの反りはビスによる再
固定で補修することができますが
、
再び膨れや割れが生じるデメリットも高くお勧めしません。ですので今回は反ってしまったサイディングの部分張り替えと外壁塗装、シーリングの補修を提案いたしました。サイディングの部分張り替えは文字通り、反ってしまったサイディングを新しいサイディングに交換する工事です。サイディングが廃盤になっている場合は、似たデザインのものを使い、併せて塗装工事をすることで交換箇所が目立たないように仕上げていきます。併せて外壁塗装の前に古いシーリングを剥がし、新しいシーリングを打ち込んで補修します。これで外壁の問題は全て解決です!
今回は部分張り替えをご提案しましたが、その他の工事としては外壁カバー工事もあります。こちらは古い外壁材の上に新しい外壁材を重ねて貼る工事です。解体や廃材の処分にコストをかけずに外壁を一新できるのでこちらもおすすめの工事です。築年数の経った外壁工事の際はこれらの工事もとても効果的ですので是非ご検討ください!
記事内に記載されている金額は2023年03月20日時点での費用となります。
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