港区三田にてビル屋上の電気設備ボックスの「キュービクル」の点検に伺いました。キュービクルは定期的に電気設備保守点検事業者様からの巡回を受けますが、その際に劣化などの不備があると修理するように指摘されてしまいます。今回は「錆の発生で一部表面が剥がれていると指摘を受けた」とのことでご依頼をいただきました。
キュービクルの塗膜に劣化症状が見られます
点検の様子から見ていきます。まずキュービクルの表面を手で触ってみると、手に白い粉がびっしりと付着してきました。これはチョーキング現象といって表面の塗膜が劣化しているサインです。お住まいの外壁でも塗り替えのサインとしてよく見られる症状です。
また、キュービクルの下部には錆が広がっていました。塗膜が劣化し、剥がれが生じたことでキュービクルの金属部分が剥き出しとなり錆が発生したようです。こうした金属の錆は非常に厄介で、一度発生してしまうと急速に広がっていきます。さらに時間が経つと腐食によって穴を開けてしまうでしょう。キュービクルはビルの電気設備が集約されたボックスなので、穴が開いて雨水が入り込んでしまうと大変危険です。早めのメンテナンスが必要なようです。
塗膜の剥がれも広がっています
キュービクルの屋根部分は雨水が当たりやすいからか塗膜の剥がれが著しく進んでいました。目立って錆が広がっているわけではないですが、それも時間の問題でしょう。こちらも塗装でメンテナンスする必要があります。
塗装によるメンテナンスをご提案
点検の結果、キュービクルの塗膜の劣化による塗膜の剥がれと錆の広がりを確認しましたので塗装工事を提案いたしました。塗装工事で新しく塗膜を形成して、錆を防いでいきましょう。
塗装の際、錆や剥がれている塗膜をケレン作業で剥がしてから新しい塗膜を形成していきます。上からそのまま塗装してしまうと、塗料ののりが悪くすぐに剥がれや浮きを起こしてしまいます。よくDIYで塗装される方も多いですが、このケレン作業を知らなかったがために不具合を再発させてしまうことがあります。さらに、錆止め塗料を使用して今後発生する錆もしっかりと防いでいきます。
私たち「街の外壁塗装やさん」ではビルの設備の塗装についてのご相談も承っております。「キュービクルを指摘されてしまったけどどこにメンテナンスを依頼すれば良いかわからない!」という場合は、是非お問い合わせください!
記事内に記載されている金額は2023年12月25日時点での費用となります。
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