O様邸は、木造3階建て住宅となっており、外壁にはモルタルが使用されておりました。
モルタル外壁は、耐久性が高く、建物を長期間保護することができる特徴があります。主材料にセメントを使用しているため、非常に丈夫であり、外部からのダメージに強いです。また、モルタル外壁は耐火性にも優れており、火災の際に建物を保護する役割を果たします。さらに、外壁塗装には弾性塗料がオススメされており、外部からの影響を受けやすい部分にもしっかりと保護を施すことができます。
外壁塗装が必要な理由として、外部からの風雨や紫外線、汚れなどによるダメージを防ぐことが挙げられます。外壁塗装を定期的に行うことで、建物を美しく保ち、耐久性を高めることができます。
モルタル外壁は、建物を保護し美しさを保つために重要な役割を果たす素材であり、適切なメンテナンスを行うことでその特徴を最大限に活かすことができます。
雨漏りは2階ベランダ直下にあるリビングの天井で発生しておりました。雨漏りの様子をお伺いするとベランダの防水からの雨漏りでは無く、壁面クラック等の微細な隙間から伝わっていると考えられます。
モルタル外壁のクラックからの雨漏りは、重要な問題です。クラックが発生すると、雨水が外壁内部に浸入し、建物内部に被害をもたらす可能性があります。特に幅3mm以上のクラックは、雨水の侵入が容易になります。このようなクラックが放置されると、雨漏りが悪化し、建物の構造にも影響を与える可能性があります。
雨漏りは建物全体の健康状態に影響を与えるため、早期発見と修理が重要です。クラックが放置されると、雨漏りの原因となるだけでなく、モルタルの劣化や剥落のリスクも高まります。そのため、定期的な点検とメンテナンスが必要です。幅0.3mm未満のヘアークラックでも、適切な対処が必要です。長さや進行状況を注意深く観察し、専門家の助言を求めることが重要です。
3階の壁面には、植物を置くための華台がビスで設置されておりました。ビスの一部では、緩みが生じており細かな隙間が出来ている状況でした。
壁に穴を開けて固定を行っておりますので、密着性が低下してしまうと隙間が生じ雨水の浸入口となります。微細な隙間ですが、長時間雨が降り続いた際にはそれなりの量の水が室内へと浸水しますので細かな隙間にも注意が必要になります。
記事内に記載されている金額は2024年07月08日時点での費用となります。
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