破風板は、屋根の端部に取り付けられている部材で、風や雨の吹き込みを防ぐ重要な役割を果たしています。 また、外観の美観を保つ上でも欠かせない部分です。
しかし、常に外気にさらされているため劣化しやすく、外壁塗装同様に定期的なメンテナンスが必要です。
今回は、木更津市清見台で行われた破風板塗装工事の実例をもとに、施工の流れや注意点を解説します。
破風板の劣化とは?

破風板は日射や風雨にさらされることで、塗膜の剥がれ、腐食、変色、ひび割れなどの劣化が進行します。
写真では、表面の塗膜が剥がれ、下地が露出し腐食が始まっている様子が確認できます。
このまま放置すると雨水の侵入による木部の腐朽や、虫害のリスクが高まり、大規模な修繕が必要になる可能性もあります。
丁寧にケレン作業で古くなった塗料や腐食部分を取り除きます。
継ぎ目のパテ処理で耐久性アップ

破風板が複数の部材で構成されている場合、継ぎ目からの水の侵入が劣化を進行させる要因となります。
そのため、塗装前にはパテで継ぎ目をしっかりと埋めて防水性を高める処理が欠かせません。
このような下地処理の丁寧さが、塗装の仕上がりや耐久性に大きく影響します。
破風板塗装の様子

パテ処理の後は、いよいよ塗装工程に入ります。
破風板塗装では、下塗り・中塗り・上塗りの3工程で仕上げるのが基本です。
写真では、ローラーを使って丁寧に塗料を塗布している様子が写っています。 使用塗料は、耐久性と防水性に優れた屋外用の日本ペイントファインパーフェクトトップ高品質塗料です。
塗装完了後の仕上がり

塗装完了後の破風板は、美しく、外観にも統一感があります。 また、塗膜による防水層が形成され、紫外線や雨水からしっかり保護されています。
破風板の保護は、建物全体の耐久性にも直結するため、見た目の美しさと機能性を兼ね備えた仕上がりになっています。
破風板は、住宅の外観と耐久性を左右する大切な部材です。
劣化を放置すれば建物全体の寿命にも影響しますが、適切な時期に塗装メンテナンスを行うことで長持ちさせることが可能です。
木更津市清見台での施工事例のように、破風板の状態に合わせた丁寧な補修と塗装が建物を守ります。
街の外壁塗装やさんでは、無料点検・見積りも承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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