前回はコーキングの打ち替えの工程について紹介しましたが、今回はいよいよ屋根塗装工事の下塗りについて紹介します。
使用した塗料の特徴や、劣化した屋根に対してどのように下塗りをしたらよいかについて分かりやすく解説しています。
前回の記事
スレート屋根そのものには「ファインパーフェクトシーラー」、屋根の板金には「1液ハイポンファインデクロ」を使用しました。
ファインパーフェクトシーラーは弱溶剤の下塗り塗料で、モルタルや木部、コンクリートなどあらゆる素材に幅広く対応してくれます。
1液ハイポンファインデクロは臭気を抑えた環境配慮型の防錆塗料で、その防錆力は塗料の中でもかなり高いものになっています。
ケレンとは表面を研磨し、錆やほこりなどを除去し下地を整える作業とのことを指します。
金属製のものを塗装する際に欠かせない作業となっており、今回はサンドペーパーを使用して手作業で行いました。
スレート屋根は比較的表面に凹凸が少ないので、毛の短いローラーを使った方が仕上りが良くなります。
前述した通り、今回屋根が傷んでいたので下塗りを2回行いました。
普段は1回なのですが、傷んでいると屋根に塗料が吸われて均一な塗膜が作れないので塗装回数が増えます。
屋根板金の釘は時間が経てば少しずつ浮いてくるので、この定期的な塗装工事の時に見てあげる必要があります。
殆どの人は普段お家の屋根を見る機会が少ないと思いますので。
冬は渇きが悪いので少し時間がかかりますが、焦らず丁寧に行います。
乾燥後の作業は次回紹介しますので是非ご覧ください。
記事内に記載されている金額は2025年02月05日時点での費用となります。
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