外壁が外側に張り出している角の部分を「出隅（ですみ）」といいますが、直射日光を受ける時間が長く、紫外線による塗膜の劣化が進みやすい部分です。
また、物理的に物が接触するなどして傷んだり破損する場合もあります。出隅部分に同じ素材を使う場合は、シーリングが施されていますが、このシーリングの劣化によりヒビ割れや剥がれが発生しやすくなります。
入隅は、日当たりが悪い場所が多く、湿気がこもるためカビやコケが繁殖しやすかったり、雨水が溜まりやすく、長期間湿った状態になることで塗装やシーリング材が傷みやすくなります。
ほかにも、構造的に建物の歪みや揺れが集中しやすく、ヒビ割れが発生しやすくなります。
サッシ周りや、出隅部分に施されたシーリングの劣化も進んでいるため、雨水が外壁内部に浸入する恐れが高くなっています。メンテナンスサインを見逃さないように、定期的な目視チェックや点検のご依頼がおすすめです。
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