葛飾区のお客様より、訪問業者から「屋根の劣化が酷いので工事をした方がいいですよ」と言われた為、点検してほしいとのご相談がありました。
お話を伺うと、メンテナンスは随分行っていなかったそうで、そろそろメンテナンスを行おうと考えていたそうです。
屋根のメンテナンスには、補修工事、屋根塗装、屋根葺き替え、屋根カバー工事など、劣化状況に応じた工事が必要になります。
まずは、お住まいの屋根の劣化症状をしっかりと把握してからメンテナンスを考えていきましょう。

屋根の劣化症状を点検
早速、葛飾区にお住まいのお客様宅を点検に伺ってきました。
屋根材は、スレート瓦でした。スレート瓦は、最も使用されている屋根材です。
劣化症状を確認していくと、一部スレートが割れていたり、色褪せや塗膜の剥がれが確認できます。
割れた瓦は新しいスレート瓦の差し替えを行う事が必要です。
また、塗膜の剥がれや色褪せは屋根塗装工事が必要になります。
メンテナンスも随分とされていなかった為、今回お客様には、補修と一緒に塗装工事の提案をさせて頂きました。


スレート瓦で塗装工事を行う際の注意点
スレート瓦に塗装する際に特に気を付けなければならない点があります。
それは、「縁切り」です。
縁切りとは、スレート瓦に塗装した後に瓦と瓦の重なり部分に埋まってしまった塗料をカッターなどで切っていく作業です。
ちなみに、縁切り作業を怠ると、雨が降った際に雨水が流れる重なり部分が塗膜で塞がれているため、うまく雨水を外に排出できず、雨水が溜まっていってしまうのです。そうなると、次第に雨漏りなどの症状が出てきてしまいます。
縁切り作業は上記で説明したように、塞がった部分を一つ一つカッターなどで切っていく作業のためとても時間がかかります。そのため、縁切り作業を行わない業者も中にはいるのです。
しかし、縁切りを効率よく行える「タスペーサー」という縁切り部材も存在し、最近ではタスペーサーを使用することが主流となっています。
屋根の塗装を行う方は、正しく施工してくれる業者を探し、工事を行うようにしましょう。
記事内に記載されている金額は2018年06月08日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。