外壁に使用する塗料

今回は、モルタル壁の劣化が激しく下地のモルタルが出てきているので下塗り塗料は、こちらの日本ペイントの水性カチオンシーラーを使用して下地調整剤として弾性フィーラーを使いました。水性カチオンシーラーは粘度が低く水の様な状態で、コンクリートやモルタルに浸透しやすいので表面だけでなく内部まで密着性を高めます、吸い込みが激しい場合は数回塗ります。カチオンとは電極を帯びた塗料で壁との密着性が高まります。

カチオンシーラーの上にも上塗り剤を塗れますが、今回のモルタル壁には、ヘアーラックが多く見られますので下地調整を兼ねて日本ペイントの水性アンダーフィラー弾性エクセルを使いました、こちらの塗料は下塗り剤としてよく使います、細かいヘアーラックには塗剤が入り込みラックが隠れます、弾性がある為ヒビ割れもおこりにくくなります。粘度が高く厚みが着けれるので砂骨ローラーを使ってなみがた模様等凹凸模様が着ける場合が多いです。

今回使用した中塗り剤です、ニッペ(日本ペイント)のオーデフレッシュシリーズ(ウレタン、シリコン、フッソ)共通のものです。中塗りは、よく上塗剤と同じものを中塗り剤として塗ります(塗り残しがないように上塗りと少し色を変える事が多いです)、塗装の手抜き工事でよくあるのが中塗りを省くことです。弊社では、各工程を写真に収め施主様にご報告しています。

今回使用したニッペの水性フッソ塗料オーデフレッシュF100Ⅲです。Fはフッソの意味です。高耐久性で約15年~20年の耐用年数があります。フッソ>シリコン>ウレタンで高耐久ですが値段も高くなります、近年シリコンがウレタンに近い値段になってきてますのでシリコンが一般的になってます。家屋の塗り替えは、足場を組みますから、足場代も別途かかりますので長期的に考えて塗料代は高めになりますが耐用年数が長いほうがコストが抑えられるとも考えられます。屋根の耐用年数も含めトータルで選ぶといいと思います。
鉄骨階段に使用する塗料

弊社でよく使うニッペの1液ハイポンファインテグロという錆び止め剤です。エポキシ樹脂で防食性に優れ接着性も高い弱溶剤系の塗料で乾きが早く上塗り剤も接着しやすいです。

こちらも弊社でよく使う、ニッペの2液ファインウレタンU100です。1液ウレタンもありますが、2液は塗る直前に主剤と硬化剤を混ぜて使います、1液より硬化が強く耐久性が良くなります。今回サッシの窓枠等の木部にも使います。
記事内に記載されている金額は2018年03月10日時点での費用となります。
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