　外壁塗装を検討している際に、ぜひ一緒に行っておきたいのがコーキング（シーリング）工事です。
　「塗装と関係あるの？」と思われる方も多いかもしれませんが、コーキングの劣化を放置してしまうと雨漏りや建物の劣化に繋がる恐れがあります。

　この記事では、コーキング工事の役割や重要性、施工のタイミングについて詳しく解説します(^^)/
　

コーキング（シーリング）とは？

　コーキング（シーリング）とは、外壁の目地やサッシ周り、外壁材の隙間などに充填されているゴム状の防水材のことです。
　主に建物の防水性や気密性を保つ役割があり、外壁の隙間から雨水やホコリの侵入を防いでいます。
　

コーキングの役割

防水性の確保：雨水の侵入を防ぎ、建物内部の劣化を防止
気密性の向上：外気の侵入を防ぎ、室内の温度を安定化
目地のクッション材：外壁材の膨張・収縮によるひび割れの防止

　しかし、コーキング材は経年劣化するため、定期的な補修が必要です。
　特に外壁塗装時に一緒に施工することで、建物全体の防水性・耐久性を大きく向上させることができますよ！
　

コーキングの劣化サインは？

　外壁のコーキングが劣化すると、以下のような症状が現れます。
　

ひび割れ

　コーキング材が硬化して弾力性を失い、細かいひび割れが発生します。
　放置すると、雨水が隙間から侵入しやすくなります。
　

剥がれ・欠損

　コーキング材が剥がれたり、欠損している部分が見られます。
　この状態では、防水機能がほとんど失われてしまいます。
　

肉やせ（痩せ）

　コーキング材が経年劣化で縮み、目地に隙間が生じてしまいます。
　見た目では分かりにくいですが、細かい隙間から雨水が侵入する危険性があります。
　

外壁塗装とコーキング工事を同時に行うメリット

　外壁塗装を検討している場合、コーキング工事も一緒に行うことで多くのメリットが得られます。
　

防水性能が格段に向上

　塗装のみでは、目地部分の防水性能は回復しません。
　コーキング材を打ち替えることで、隙間からの雨水の侵入を防ぎ、建物内部の劣化を防ぎます。
　

外壁の耐久性が向上

　外壁材の膨張・収縮による負荷をコーキングが吸収してくれることで、外壁のひび割れ防止にも繋がります。
　

コストの節約

　外壁塗装とコーキング工事を別々に依頼すると、それぞれに足場代がかかってしまいます。
　同時施工であれば足場代を一度で済ませられるので、費用を抑えることができます。
　

コーキング工事の方法と種類

　コーキング工事には「打ち替え」と「増し打ち」という2つの方法があります。
　

打ち替え工事

　既存のコーキング材をすべて撤去し、新しいコーキング材を充填する方法です。劣化が進行している場合や、外壁塗装と一緒に施工する場合には打ち替え工事が基本です。

メリット：耐久性・防水性が大幅に向上
デメリット：費用はやや高め
　

増し打ち工事

　既存のコーキング材の上から新しいコーキング材を重ねる方法です。
　応急処置的な対応となるため、劣化が軽微な場合に限られます。

メリット：施工費用が抑えられる
デメリット：耐久性は打ち替えよりも劣る
　

コーキング工事におすすめのタイミング

　コーキング工事は、外壁塗装のタイミングで行うのがベストです。
　塗装前に目地のコーキングを新しくすることで、塗膜でコーキングを保護し、防水効果を長持ちさせることができます。
　

・新築から10年程度が目安。外壁塗装の塗り替えサイクルに合わせるのがおすすめ。
・ひび割れや剥がれなどの劣化症状が見られた場合
　

シーリング工事について
詳しくはコチラ

まとめ：外壁塗装と一緒にコーキング工事をしてお住まいを守りましょう！

　外壁塗装とコーキング工事は、建物の寿命を延ばすための重要なメンテナンスです。
　塗装だけでは補えない目地部分の防水性を確保することで、雨漏りや外壁の劣化を防ぎ、安心して長く住み続けられる住環境を維持できます。

　「外壁塗装の時期かな？」とお考えの方は、ぜひコーキング工事もセットでご検討ください！
　ご質問やご相談、点検・お見積りは無料で承っておりますので、お気軽に街の外壁塗装やさんまでご相談いただければと思います(^^♪
　

無料点検について詳しくはコチラ

お問い合わせはコチラ

　記事内に記載されている金額は2025年03月23日時点での費用となります。
　街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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