各パーツ塗装
岡山市北区原で屋根フッ素樹脂、外壁サイディング無機クリヤーで塗装しています。屋根外壁の塗装はほぼ完了しましたので、塗装工事もほぼ完成に近づいています。
今日のブログは屋根外壁以外のパーツ(樋・基礎・土台水切り)等の塗装方法について説明させて頂ければと思います。
家一軒を塗装する場合、塗装部位は大きく分けると、屋根、外壁、破風・鼻隠し、軒天、樋、胴差、水切りといった箇所があります。
今日は樋、土台水切りについて解説致します。
樋塗装

樋の素材の大部分が塩化ビニール樹脂、その他でいうとガルバリュウム鋼板、銅版等があります。今回塗装させて頂いてるお客様の樋も塩化ビニール樹脂。この場合の塗装方法は、ケレン(ペーパー等で下地にキズを入れる)この作業をする事で、下地に凹凸ができ、塗料の密着がより向上致します。もしケレンがちゃんと出来ていない場合は、塗装した後に剥離してしまう事があります。ですのでケレンは重要な役割を果たします。
次に重要なのが、どのような塗料を塗るか?ホームセンターにあるような、水性塗料では塩化ビニールには密着しません。ではどのような塗料が良いのでしょうか?弊社では塩化ビニールには2液性の弾性クリンマイルドシリコンで塗装致します。なかには一液の塗料でも良いのでないかとおっしゃる方もおられると思いますが、これにはちゃんとした理由があります。
2液性の塗料は、A液(主剤)B液(硬化剤)を荷量りで計測しなくてはなりません。例えばA液を10に対しB液を1入れ、攪拌機で数分撹拌し混ぜ合わせます。こうする事で2液性塗料の本来の持ち味を十分に発揮します。一液性の塗料より2液性の塗料のほうが密着性能が格段に向上すると同時に、色褪せ、艶引けも向上します。要は持ちが良いという事です。また弾性塗料にする意味は、塩化ビニールは夏場膨張しますから、硬質塗料だと追従出来ないからです。一般的な塗料は硬質が多く、弾性にすると塗料コストも上がりますが弊社では、このような理由から樋は弾性クリンマイルドシリコンを採用し塗装しています。

施工方法は刷毛とローラーを駆使して塗装致します。近年写真のようなスモールローラーが登場し細やかな部分もローラーで塗装出来るようになりました。
土台水切りと基礎

基礎と外壁サイディングの間にある(赤く塗られた部位)土台水切りと呼ばれます。そうしたパーツもエポキシ系錆止めと入れ、クリンマイルドシリコンで2回塗装致します。
とても細やかな部分ですが、ただ色を付けるのではなく、少しでも長持ちするよう心掛け塗装しています。
工事の続きを見るにはこちらをクリック下さいhttps://machinogaiheki-kurashiki.com/blog/4214.html
ではまた明日!(^^)!
記事内に記載されている金額は2019年03月23日時点での費用となります。
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