東京都杉並区阿佐ヶ谷北のお住まいにて、ルーフバルコニーのFRP防水改修工事を実施しました。
FRP防水とは、繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)を使用した防水工法で、軽量かつ高強度、そして耐久性に優れているため、バルコニーや屋上などで多く使用されています。
今回の現場では、経年劣化による防水層の劣化が見られたため、全面的な改修工事を行いました。
まずは、FRP防水の要となるガラスマットの施工を行います。
ガラスマットは、ガラス繊維をランダムに敷き詰めたシート状の材料で、防水層の強度と密着性を高める役割を果たします。
写真では、作業員が慎重に手でガラスマットを広げている様子が写っています。
この段階での丁寧な作業が、防水層の性能に大きく影響します。
続いて使用するのが、FRP防水専用の樹脂塗料です。
今回は、アイカ工業製のポリエステル樹脂『JE-2006L』を使用。
耐候性、密着性に優れた製品で、FRP防水工事には定番の材料です。
FRP防水は、このような専用の材料を使用することが重要で、性能を最大限に引き出すポイントになります。
ガラスマットを敷いた上から、ローラーを用いて樹脂の塗布作業を行います。
この工程では、気泡を取り除きながら均等に塗布することが求められ、職人の技術が光る瞬間です。
写真では、ローラーで均等に塗り広げている様子をご覧いただけます。
しっかりとした防水層の形成は、この段階で決まります。
樹脂層の乾燥後、仕上げとしてトップコートの塗布を行います。
トップコートは紫外線や摩耗から防水層を守る重要な役割を担っています。
美観を整えるとともに、FRP防水の耐用年数をさらに延ばす効果もあります。
作業ではローラーと専用容器を使って、端部まで丁寧に塗り上げます。
こちらがトップコート施工完了後のバルコニーの様子です。
見た目も美しく、防水性能も格段に向上しています。
FRP防水の主なメリットは以下の通りです:
・軽量で建物への負荷が少ない
・継ぎ目のない一体構造で漏水リスクが低い
・耐久性・耐候性に優れている
・メンテナンス性が高く、再施工も容易
杉並区阿佐ヶ谷北のような都市部では、軽量・高耐久なFRP防水はとても有効な選択肢といえるでしょう。
私たち街の外壁塗装やさんでは、ルーフバルコニーをはじめとするあらゆるFRP防水工事を承っております。
経験豊富なスタッフが、現地調査から施工完了まで丁寧に対応いたします。
杉並区阿佐ヶ谷北での防水工事をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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記事内に記載されている金額は2025年06月24日時点での費用となります。
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