この劣化で傷んだ外壁サイディングに対し、補修と塗装によるメンテナンスを行い、美しい外観と機能の回復を実現しています。
外壁サイディングへの塗装メンテナンス完成後の建物の出来栄えについて、現場調査時と比べながらご紹介していきましょう。
外壁は、以前の少し赤みがかったブラウン系の色から大きくイメージチェンジし、深みのある青色で塗装しています。
完成後には、爽やかで落ち着きのある雰囲気を感じさせるとてもおしゃれな外観となって仕上がりました。
工事期間中、お施主様も、ご近所に住む親御さんといつもいっしょに見に来てくださり、また、仕上がりについてもご満足いただくことができました。
外壁塗装の塗料には、塗料樹脂の劣化因子「ラジカル」の発生を抑制する特殊な顔料を配合した、いわゆるラジカル制御型の塗料を使用しています。
一般的な塗料では、経年とともに、成分のひとつである白色顔料が紫外線の影響を受けて粉状になって塗膜の表面に現れる、いわゆる「チョーキング現象」がよく見られます。
実際に、今回メンテナンスを行った店舗建物の外壁にも激しく現れていました。
しかし、ラジカル制御型塗料は、特殊顔料を配合しているので、「チョーキング現象」を効果的に抑えることが可能となります。
また、この塗料は、無機成分の配合により非常に優れた低汚染性を発揮することから、これから長く美観維持が期待できる点も大きな魅力といえるでしょう。
記事内に記載されている金額は2024年06月15日時点での費用となります。
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