塩尻市で、築18年の和風住宅の木の柱の塗装をしました。木部独特の25年間染み込んだ汚れを取り除いて、さっぱりしてからの塗装となります。
そんな工程が「灰汁(あく)抜き」です。一口に木の灰汁抜きと表現しますが、その内容は「あく洗い」「しみ抜き」「日焼け落とし」「カビ落とし」と汚れの質と程度に応じた工程と薬品があります。弊社では、木の灰汁(あく)抜きにあたり、木部専用の薬品を使用しています。
こちらでは、ミヤキの「カビトップエコ」を使わせていただきました。
木部専用の薬品は、木の種類や
カビ・日焼けの程度に応じて、5~10倍に希釈して
使用します。
硬めの
刷毛を使って擦り込み
ながら
塗布し、そのまましばらく放置して汚れが浮き出てきたところを確認し、水を付けた刷毛できれいに洗い流します。
次は塗装です。
木はご存じのように、毎日呼吸を繰り返しています。使用する塗料の選択を間違えると、良くありません。ここでは、選ばれ続けて30年
の実績を誇る、和信化学
工業株式会社の
「ガードラックPro」
を使用します。日本の気候・風土に合わせた「純国産」の木材保護塗料です。抜群の「防腐効果」「防虫効果」「防カビ効果」と「撥水効果」
があります。表面を塗膜で覆いかぶせるペンキとは違い、木材への浸透性が良く、そのため木が生き生きとして
鮮明で
美しい仕上がりになります。
灰汁(あく)抜きと、洗浄により綺麗に蘇った木の柱。このままでも十分。でも、化粧をしてあげればもっと綺麗になります。天然の木目を活かし、木が持つ本来の優しさと美しさを保護し、強さを守ってくれます。毎日
出入りする
玄関。綺麗になった柱は、お客様さえも気持ち良く
してくれるのは間違いありません。
記事内に記載されている金額は2021年07月29日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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